夜に堕ちた月の暈
 とても頼りない光を放ち
 孤独に夜を明ける者に
 優しく道を照らす

 桜の木も夜には
 月と重なって幻想を抱く
 そこにもし君がいたのなら
 僕はすぐに手を伸ばす

 儚き夢も 泡沫に消えた憂鬱も
 煌く夜に 堕ちた者でさえ
 
 月暈は淡く光を放ち
 夜に惑う僕たちを導く
 薄い僕らの影
 呼んでいる 月が……

 悲しみにくれた瞳
 呼んでも応えない声
 脱力する言葉
 何も聞こえない耳

 迸る記憶の中
 全てが宵闇に惹かれて
 また一人闇に堕ちる
 僕ももうすぐ……

 月暈は弱い命を照らし
 彼岸花の揺れる里へと
 進んでいけと導く
 呼んでいる 闇が……

 深くなる闇
 時を刻む星
 小走りで駆け下りる野原
 悶々と悩みながら

 月暈は淡く光を放ち
 夜に惑う僕たちを導く
 薄い僕らの影
 呼んでいる 月が……
 月暈は弱い命を照らし
 彼岸花の揺れる里へと
 進んでいけと導く
 呼んでいる 闇が……
 
 誘っている 私が……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

月暈

 なんとなくカオスな詞になっちゃいましたね……。
 明るい詞がうまく書けないなぁ……。
 月暈っていうのは、月の周りに出来る暈……いわゆる光の輪です。

閲覧数:113

投稿日:2009/08/21 21:46:53

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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