夢に焦がれて眼を焼いて
脳に蔓延ったその日から
求め藻搔いて足搔いても
目指す桃源郷は見えず届かずに
甡きている理由を探せば
愛情失くして
友(ゆう)すら壊れて
燭は消えある意味の
赦しを迎え

悪魔壊噛みて
曖昧に漂って
穢れた水を飲み干し
狂った欲に喰われた

堕落的な地獄へ

残月飲まれたパラノイア
諦め吐き捨て目を閉じて
退廃した梦を抱いて
壊され壊して
刻む泡沫のユートピア
祈れど藻搔けど解は無し
形骸化した檻に閉じ籠り
「無垢」と化しましょう

過去を視ようと眼を開けど
罵声の味が反芻して
忌み嫌ってた私(あの人)は
又会う其の日には壊されない様に
忘れないと縋っていれば
愛情失くして心を抑えて
吐瀉物を吐くその果てに
身は見当たらず

今に目を向けて
何を得たのだろうか
汚れた水が染みつき
狂った欲へと
堕ちた

新月歪んだパラフィリア
面皮剝いで耳を閉じて
噓と虚(うろ)が堂々巡り
許してほしくて
確実に有ったディストピア
頭を垂らして諦めて
もう戻れない所まで戻り
「異常者」と化して

空しい夜の袖に
上がる緞帳
醜く果てる夢と梦は退廃へと…

三日月に刻むパラノイア
道と徑の末何も見ず
求め足搔いて藻搔いてた
爪を噛みながら
三日月に刻むパラフィリア
罵声の音をかき消してしまう
堕落的な再開の日に
答えを見つけて

有明壊れたタリラリラ
最悪に忘れ依存して
叶わぬ夢を梦で覆い
狂い歩み行く
最終章唄うタリラリラ
ぐちゃぐちゃになってしまえばいい
狂い泣き叫ぶタリラリラ