ふわりと欠伸をしてみれば
窓の外へと視線を移す
鉛色の空は
地面が波打つような雨粒を吐き出していた
湿った空気は喉を潤し
腐った体内へと侵入する
それを拒むこともできず
なるがままに身を委ねて


いっそさよならと別れられたら良かったのか
いっそ嫌いと別れられたら良かったのか
それは僕の体を奪い去って
どこかへ去っていった


くすりと笑って見上げてみれば
はるか彼方に孤独の光がある
青天の中にはお前ひとり
周りの者たちは姿を消して
誰にも見えない 知らんふり
ここぞとばかりに煌くお前に
人々は何を求めるのだろうか
なぁ寂しくはないか


いっそ来るなといって突き放せば良かったのか
いっそこちらに呼ばなければ良かったのか
それは僕の感情を奪い去って
どこかへ去っていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

適当に  小説っぽい?

閲覧数:107

投稿日:2015/04/03 19:09:41

文字数:339文字

カテゴリ:歌詞

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