初めは些細なこと
 誰でも間違うのに
 たったの一度だけで
 どうして私だけが

 休み明けの朝に
 髪型変えて来たあなた
 間違った一言
 「前の方が好き」

 ただそれだけのこと
 けど空気は凍り付いて
 気がついた時には
 仲間はずれで

 あなたは忘れてても
 私は覚えてるわ

 初めはただの無視
 次第に酷くなっていき
 靴箱や机が
 いつも怖かった

 あなたに逆らえず
 嫌々だった人さえも
 いつしか楽しげに
 私を壊す

 覚えているかな
 押さえつけたまま
 髪にそわせた鋏

 お気に入りだった
 長い髪が散る
 死ぬまで許さない

 誰に言っても無駄で
 心を殺しひとりきり
 離れる日が来ると
 ただ耐えてたわ

 絶望している
 私に構わず
 下卑た男に会わせ

 襲われ嬲られ
 泣き叫ぶ私
 あなたは嘲笑った

 耐えきれずについに
 私はあなたから逃げた
 けどいつも怖くて
 心休まらず

 あなたは変わらずに
 楽しく過ごしてるでしょう
 悪が笑う世界
 許さないから

 あなたが忘れてても
 私は覚えてるわ
 私は忘れないわ
 死んでも憎んでるわ
〜繰り返し〜

以下かな表記

 はじめはささいなこと
 だれでもまちがうのに
 たったのいちどだけで
 どうしてわたしだけが

 やすみあけのあさに
 かみがたかえてきたあなた
 まちがったひとこと
 「まえのほうがすき」

 ただそれだけのこと
 けどくうきはこおりついて
 きがついたときには
 なかまはずれで

 あなたはわすれてても
 わたしはおぼえてるわ

 はじめはただのむし
 しだいにひどくなっていき
 くつばこやつくえが
 いつもこわかった

 あなたにさからえず
 いやいやだったひとさえも
 いつしかたのしげに
 わたしをこわす

 おぼえているかな
 おさえつけたまま
 かみにそわせたはさみ

 おきにいりだった
 ながいかみがちる
 しぬまでゆるさない

 だれにいってもむだで
 こころをころしひとりきり
 はなれるひがくると
 ただたえてたわ

 ぜつぼうしている
 わたしにかまわず
 げびたおとこにあわせ

 おそわれなぶられ
 なきさけぶわたし
 あなたはわらった

 たえきれずについに
 わたしはあなたからにげた
 けどいつもこわくて
 こころやすまらず

 あなたはかわらずに
 たのしくすごしてるでしょう
 あくがわらうせかい
 ゆるさないから

 あなたがわすれてても
 わたしはおぼえてるわ
 わたしはわすれないわ
 しんでもにくんでるわ
〜繰り返し〜

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被害者

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閲覧数:79

投稿日:2023/11/09 11:52:31

文字数:1,099文字

カテゴリ:歌詞

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