『フリージア』

涙色染まる 君を失った世界
呼吸を止めて消えるのは 僕が先のはずだったのに

歩くことさえ出来ずに
病室から出られない僕に
君はいつもそばで歌を歌ってくれていたね

君のメロディーが 僕の一日を輝かせてくれている
残された時間は短くても
こんな今日が 明日も続きますように


暗闇の中に現れた2つのライト
瞬きひとつする間もなくそれは君の命を奪っていった

慟哭を忘れるスピードで
からっぽになってしまった
一緒に行きたいと願った
もう全てをやめてしまって…

そこに一つの知らせが舞い込んだ
君のハートが僕にぴったりだって


君の鼓動の音は 左の胸で強く鳴っている
見慣れたリノリウムの床を踏みしめて
僕は歩き出すよ

窓の外の世界は 描いていたよりも冷たくて
無邪気な笑みに包まれてる 日常がここには無いと知っても

君のメロディーが今も 身体中を巡って響いてるから
君を見捨てた世界でも 僕は僕をやめたりしないよ

一緒にいてね
ずっと…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】フリージア【オリジナル】

フリージアの歌詞です。

閲覧数:167

投稿日:2012/09/18 13:37:55

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

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