【UTAU】横浜慕情【和音マコ】
何故か演歌です。
作詞・作編曲:不居見綾乃
一人彷徨って横浜 霧笛の音に抱かれながら
水面に映る影一つ 長く伸びていく
澪標に泊まる鴎の 羽休めのような恋だと
貴方はきっと云うのでしょう だけど私は燃えた
汐風が遠い記憶の扉を叩いている
一人泣き濡れて横浜 街の灯りが波間に揺れる
雲の切れ間から星が ひとつ ふたつ みっつ
身を尽くして身を焦がして 狂い咲いた花は朱く
散る時は刹那の夢 それはまるで牡丹のように
汐風が頬を伝う涙を乾かしていく
見納めにと想いながら 幾度と訪れた港よ
今宵は誰の夢を乗せた 船を見送るのだろうか
汐風が遠い記憶の扉を錆びつかせる
汐風に錆びついた扉はもう開かない