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さくら
さくら サクラ 真宵の月は
隠れ 消え行く
まるで永久(とわ)の恋のよう
桜吹雪 の下(もと)君と 交わした約束
たとえ この身 朽ちようとも
君を護り抜くから
君は 頬を 赤く 染めて
少し頷いた
たとえ この身 果てようとも...さくら
heavenskey
東の子供たちよ
宴においでなさい
西の子供たちよ
宴においでなさい
夢の様な世界が
あなたを待っている
帰れない世界へ
さぁ参りましょう
幾年か過ぎた頃に
再び姿を表す...うたげ唄
豆あり
キライキライキライキライ (嗚呼そんなことを言わないでおくれ)
キライキライキライキライ (嗚呼ひとりだけれど我慢できるな?)
キライキライキライキライ (嗚呼姫様を護る為なのだよ)
キライキライキライキライ (嗚呼そんなことを言わないでおくれ)
私を愛しているのなら ずっと傍に居な...離花堕愛【がくリン風味】
しなき
御殿にて いざ舞いまするは
黒髪の巫女 紫の衣
御殿にて いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇
杯の中の満月を呑む
月を捕られば 扇が月に
御殿にて いざ舞いまするは
黒髪の巫女 紫の衣
御殿にて いざ舞いまするは
紺青の夜と金色の扇...錦の舞 【完全版】
五月野 鵺
くるりくるりと 回る月
それは 月が回るのか?
月明りの下 碁を興じる双子
声をかければ笑いあう
真っ赤な着物を着た少女は
剣を抱き
真っ白な着物を着た少年は
恭しく袋包みを掲げてみせる
袋から覗くは 男の首――
惹かれて手を伸ばせば...【和風】月下の惨劇【ホラー?】
長ひげうさぎ
御殿にて いざ舞いまするは
黒髪の巫女 紫の衣
紺青の夜と金色の扇
杯の中の満月を飲む
月を捕られば 扇が月に
緋色の瞳が我を見据える
取り出したるは 白銀の太刀
我が息の根を 止めるためよ
どうしてしまおうか この乙女を
狂うた鴉がどこかで啼いた...錦の舞い
五月野 鵺
天界の 果てより
堕ちてきた 少年
金の髪 翠[すい]の目
異形の姿 恐れた人は
古き神社に 彼を閉じ込め
『近づく者は 祟りを受ける』
会いに来るのは 卑しき少女
食べ物を手に 彼に差し出す
忌み嫌われた 少年は
少女の秘めた 美に気づく...霹靂神 [はたたがみ]
唐歌
何かを云つてゐる口唇(くちびる)が
脳に認(したた)める恋路(こいじ)を食む
我が君は未だ知らぬ
是の紅き混沌を
壊してと啼いた貴方
やうやくその刻(とき)は訪れて
沼の底に沈められるだらう
俗世のその奥
秘められしは恍惚
愛を知つてゐるのですか...無知の恋情
李兎
また羽ばたいた 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう
人の心の己を忘れ
いまは胡蝶と舞い上がる
つつじ のあざみ ひなげしと
花の香りに さそわれて
うつつにおぼえた哀しみを
いまは知らずに飛び回る
風にたわむれ 夢見鳥
あなたは何処の誰でしょう...夢見鳥
浮草
西海の果て ただ君を待つ
新月の夜に 君の姿を見るために
その海に 妖しの 現るるなり
人は皆 かの灯を "不知火"と呼ぶ
その地にて 面妖な 男在りけり
目前に 広がる海へ
後悔の船 浮かべるは
不知火に 想いを馳せて
泣きながら 舞い謡う
芸人在りと 語らるる...不知火舞い
唐歌
岸辺で淡い光を送り
捧げる小さな祈り
吹き抜ける風に乗って
懐かしい香が
耳をすませば聞こえてくるよう
あの日 あの人 あの言葉
想いのかけらたち
果ての苦しみは絶え間なく
そう思っていたけれど
ここはいつも穏やかに...秋空
seishin
宵が迫る蒼紅の
美しき耀に魅せられて
眼を凝らして見つけるは
小さな輝き放つ星屑で
指でなぞりて絵を描いて
明日蒼空への手紙と託します
アシタテンキニシテオクレ…
宵華が咲き出す頃に 唄う歌
ハヤクオウチヘオカエリ…
と…...- 宵華 -
兎家チル
とくと舞え 掌の上
咲かぬ花を散らして咲え
今宵橋の下 繰り広げらる白刃の舞
かつて肩並べし友は 哀れ憎い敵と成り果て
恨み辛み妬みに嫉み
鋭き矛先彼奴に向けよ
春花の紅は人の骸と言われしが
花持たぬ青柳こそ紅化粧を喜ばん
とくと舞え 掌の上
咲かぬ花を散らして咲え...狂花宴
mo_ca
玉響の宵闇 只 静寂が包む
今宵の 宴は ほの甘い香の薫り
漆黒の蝶の如く 貴方は艶やかに
銅色の 床に只
蟋蟀の 唱 聞きながら
狂って 散った蓮の花
天女の衣を振り乱し 狂い裂く
蓮の花のような白い肌から滑り落ちる雫
牡丹の様に欝くしや
玉響の宵闇 照らされた...玉響の華
兎家チル
花に惑いて 恋に酔う
嗚呼 我が想い
狂おしいほど かの花に
恋 焦がれてる
春風そよぐ 西の街道
道往く人の 目に留まる 美しき花
かの花の名は 「藤」という
薄紫の 花弁を揺らす
我が心 盗られたり
花に惑いて 恋に酔う...藤
唐歌
闇夜は今 照らされて
海は優しく流れ行く
陽(ひ)の光差し込んで
深い海に降注ぐ
陽(よう)の中 瞼(まぶた)閉じ
未来(ミク)が脳裏に浮かび来る
広い海先の恋(レン)
空に海兎(KAITO)飛び跳ねる
迷子(MEIKO)が夢を探してる
壱(いち)輪(リン)夢を追いかける...月下の夢(仮)
しなき
あけのねあけのしろいつき
あけのねあけのたかいほし
あけのねあけのあかいひと
あけのねあけのくろいうみ
うみのはてよりまよいきて
うみのはてまでまよいゆく
あけのおひさまうつしよに
あけのねひびくあけのそら
よいのねよいのあかいつき
よいのねよいのあかいほし...朱音
雨曇
気高く強く咲き誇り高く散ってゆくことができたら
どれほどよいか
荒々しき人生(とき)を過ごしながら思う
幼きころから刃を持ち
沢山のものをうばい
壊してきた
それがどれほど罪深いものなのかもわからずに
沢山の涙を見てきた
その涙はどれも美しく
深い悲しみだった...侍
かずみ
暗き闇より出でし鬼
桜に狂いし我々に
静かに来たるかの鬼を
我らは彼岸に還します
廻り巡る輪廻の輪
鬼に囚われ縛られて
籠の鳥たるこの身を 放ちとうございます
桜舞い散る鬼遊戯
捕らわるるか逃げ切るか
深淵より来たる鬼...鬼遊戯
細雪
宝珠を抱えた白(しろ)狐
炎を纏う朱(あか)狐
土へと還る黒(くろ)狐
すっくと伸びる苔(こけ)狐
水に尾をつく藍(あい)狐
誰も居ない月の夜 社の狐が神隠し
夜辻を走り 虚空に聳える大鳥居 初子(はつね(or晦日・みそか)までは帰らない
金(くがね)の鈴が鳴り響き 祈る人やの愚かさよ
狐の居な...【鏡音リン】-向かズ鳥居の五色狐-
taman
世に跋扈する 悪賊を
刃で斬るは 容易いが
それでは少し 虚しかろう
ならば私の この舞にて
世を治めて みせようぞ
風の揺らめき 桜舞う
酔い痴れるには まだ早い
美しきかな 日の出る国
舞えば舞うほど 人心を知る
刃で斬るは 武士の道...天下風舞
唐歌
柱の影から覗く真実
見てはいけない雨露の調べ
着物の裾引きずって
罪深さにも参るわ
こっちに忍べば
甘いとろける蜜
あっちに転べば
引き裂きたくなる笑み
爪を磨いて早くいらっしゃい
いつも気付けば...魅惑蝶【12/21書き直し予定】
あこ☆
そろそろお眠りなさい
可憐な子守唄
細い髪の君には
椿がよく似合った
夢追い傷負い疲れ果て
夕日の赤さも染みる頃
待ち人来ぬ蝶
涙しとしと線のよう
辿り着いたよな
晴れやかな気がしました...椿姫
あこ☆
一目見た時から 止められなかったこの想い
決して幸せになれないと 分かっていたのに
初めて会ったのは 遠い昔のことでした
ただ無邪気に笑う その顔が好きで
独り占めしたいと 欲を持ち始め
長い年月かけても その思いは消えず
決して出会ってはいけないのに
僕は君に再会してしまいました。
水辺に揺れる ...Lycoris
りむさき
廓(くるわ)の檻(おり) 叶わぬ恋 散る花一輪恋椿(こいつばき)・・・
貴方の残り香が 私を狂わせる
月籠りの夜だけの 悲恋の情事(ゆめ)
私は貴方の愛人(おんな)じゃない娼婦(おんな)だけれど
愛してる誰よりも 真っ赤な情熱
狂オシイ程ニ アイシテル
重ねる唇 この体
真っ赤な椿の花の様に
散って...恋椿
kei_xyz9
関ヶ原を渡る船に身を寄せて
源氏を待つがひと時
彼の人を思い浮かべひとり船の縁(へり)にたつ
御簾の向こうの緑の髪の姫
夜の逢瀬は厳しくとも甘く
ひと時の現か幻かと思わせん
芳(かぐわ)しき香りを思い浮かべるも
今我が耳に響くは波の音よ
ここぞ最後の戦場(いくさば)になろう
後ろにおわすは安徳の君...関ヶ原にて君を思ふ
るおん
【サビ】
サイは投げられた
神頼み
それとも ボク次第?
【Aメロ】
人が生を受けた
その時から
運命の歯車は
回り始めていた
【Bメロ】...賽
神野紫闇
からん ころん
からん ころん・・・
お山とお山の向こうから
聞こえてきますは囃子の音
さあさ寄っといで
さあさ寄っといで・・・
並んで歩くは狐の面
尻尾も影もありゃしません
やあや珍しい
やあや珍しい・・・...四道のお祭り
朗(ろう)
■歌詞の「 」は遺書の中身です。
イメージ時代は源平合戦期だといいなぁ・と個人的に。
夫を戦で亡くした貴族の女性が主人公です。
平家物語にも出てくる小宰相のように、夫の後追いをする人の気持ちを妄想しつつ書きました。
中世の人は、泣きすぎて夜も眠れないと、「泣きすぎて、枕に氷が出来てしまったわ...形見の詩
泡の人
暗い炎を身に纏い
お狐様が冥府を歩く
粗を探して荒みに惑い 新を携え現るる
救いを求める罪人よ 赦しを求める咎人よ
暗い炎を身に纏う
お狐様を呼び奉れ
赫い光に身を焦がし
お狐様は異界を招く
人の夢とは儚きものよ 落とす涙は珠と散らん
願いを求める贄人よ 希望を求める旅人よ...狐奉唄
銀怜
■恋人が不治の病にかかり、彼女を病の苦しみから解放するため手に掛けたレンさん。
殺人罪で流罪となるも、其処に後悔は残っていません。
愛しい彼女がそれを望んだのですから、彼が後悔する事などある筈もないのです。
けれど何故でしょう。彼の瞳からは涙だけが流れてくるのでした。
■「草」は彼女の比喩です...島流し
泡の人
灰色の空 鴉が啼いた
これが「全ての始まり」だと
瞼の裏で懐かしむのは
遠い彼の日の約束 指切り
そっと
握り締めたら 駆け抜けて
風を裂いて 紅い雨を降らす
声にならぬ 叫びを吐き
焼け野が原、身を投じる
積み重なる 目眩がする...胸ノ奥、黒百合ハ咲ク
サカノウエ
天から降りし哀しみは五月雨 誰かの悲しみはにわか雨
あなたと 私の涙とで 驟雨
夕涼み露に濡れる鈴蘭は鈴の音
幾線もの雫に流される紫陽花は蝶の羽
夜闇に瞬く天(テン)の川 天女と男星は出会わぬ運命(サダメ)
叶わぬ願い 短冊に託し 洒涙雨(サイルイウ)が流れ落ちる
霊漂う盆の暮れ 夕闇に飛ぶ蝙蝠(コ...季楼風詩
RinNe-輪廻@海漓
遠き星に 願いを掛けて
ひらいた花弁 人目もふれず
ゆらりゆらり 揺れるこの葉に
静かに落つる 朝露の闇
赤く昇り 刹那に沈む
届いた光 裡に抱きて
ゆらりゆらり 揺らめく記憶
彼方の夢と 弾けて魅せる
誰知らぬ ハナノウタ
いつか 巡る 狭間の時に...ハナウタ(和風)
堀田
縁側 湧き出づる雲 風鈴の音
まだ日は高く 夜は遠い
空をひらめく つばめのように
まとめた髪が 風に遊ぶ
夏帯 そろいの着物 藤椅子の上
明日約束の 朝顔市
はかったように 七夕の夜
久方ぶりに 貴方に逢える
ちゃんと待ってると 指切りしたね
あの時買った 朝顔は もうこんなに大きくなって...あさがお
さちゅ
宵闇に紛れた影の
揺蕩う髪の馨だけが届く
儚さが夢うつつへと
寄せて反し煌びやかに輝いて
燃える 燃える 一夜の戀
艶やかに花開いて魅せませう
咲いて 咲かせて 散りゆけど尚
誰が手を乞う 浅ましき熱
濡れて 塗れて 鮮やかに染む
今宵この身 尽き果てる迄...紅色サクラ
サカノウエ
降り出した雨は 涙の雫
嗚呼、どうかそのままで
映し出す私の顔
波紋が顔を汚す
どうか どうか
静かに息の根を
どうか そっと
貴方のもとへ
そっと どうか
湖の底まで...粒
RinNe-輪廻@海漓
疾く征けや 深き陽炎
霞まぬ明日を願う
常闇に悼む蛍火
甘き滸に耀くだろう
空を食み吼える孤狼も愛し妻を恋て泣く
流れ来る焼ける想いも愛し君を恋て泣く
此処は何処か 君は何処)か
我が声は虚しく呑まれ
霧に霞むこの手も既に
掴むことは二度とは無いと...幻恋歌
かぼちゃすーぷ
【A】
今は昔に 竹取の
翁といふ者 ありにけり
野山まじりて 竹を取り
萬のことに 使ひけり
【B】
ある日竹を 取りたるに
根本の輝く 一ありて
怪しがりて 寄り見るに
いと美しうて 人居たり...竹取物語
コノ
A.
退屈の羽衣(ころも)纏い 十六夜に抜け出した月の都
あの都は穏やかなれども 音もなく桂の樹が揺れるだけ
喧騒に満ちた下界 天つ風届けるは響く調べ
天(そら)を歩み導かれるまま 辿り着く月下香(チュベローズ)が揺れる庭
B.
見慣れぬ楽器手に 貴方は微笑んで
「ようこそ、月の姫」私に告げた
サビ...雨夜の月【曲つけていただきました】
まなみん