HeP803の投稿作品一覧

真白い世界は　私を閉じ込めたの　
廻るメリーゴーランド　悲しそうに笑うのね
光の中から　アナタは現れたの
孤独を愛していた　心を連れ去って
やっと巡り会えたんだ　私が消えてしまう前に
空は闇を抱えて
いつまでもこのまま　光から隠れよう
握る手　強くて　真っ赤がこぼれ落ちてゆく
僅かな灯りは　足元を照...

大好きな空眺めていた　いつか自由に飛べないかな
そんな風に想いを寄せた　小春日和の今日に
足元の刻むリズムに　心は揃えて叩いてた
真新しいカバンを肩から下げて
知らない世界が私の腕を掴んで
暗いトンネルの中　瞬きして　ようやく見えた
そこが目指す場所
ハルカゼに身を任せて　どこまでも行けばいい
翼は...

明日が今日よりも良いと 思ってみたりしたから
今の僕が歪んだ顔で言った
「明日の僕に期待すればいいだろう」と拗ねてしまうんだ
いつもの癖で窓の外を眺める　気休め程度
朝陽が映る街　次第に取り戻す景色に
部屋の僅かな灯りは　儚く見える
時計の針は 静かに足跡を残したまま
今の僕を急かしているみたいだな...

暗い夜道に消えそうな街灯の点滅
キミと帰ってたあの日よりも右手が冷たいな
お仕事が落ち着いたら　会いに来てくれるのだから
あの頃の私はなんて弱虫で 話しかける事も出来ない
雨雲の後には 綺麗な星空
足元に映る 大好きなキミも 同じ空見ているのかな
ずっと待っていたメールが来る
「来週に会えないかな？...

足音を聞こえないように　目の前の紙くず吹き散らしてやった
歩む速度落ないように
雨降れば足元に映る　自分の顔を踏み潰してやった
あっけなくも元通り
これ以上は何も残せないな
起爆してくれ　心の火薬に
世界あるいは僕から壊れて
失いたくないのは　綺麗なものだ
確かめておきたい
僕の愛したもの　世界でど...

夢の続きが知りたくて　そっと横になってみても
同じ夢には出会えなくて　いつか忘れてしまうんだ
不思議な事　数えていても
指の数　足りないんだ
頭の中に　泳いでいるものだけを
両手で掬い上げる
花が咲き 陽が昇り そんな日が続いて
いつも綺麗な魔法にワクワクするような
そんな世界が叶えばいいな　って妄...

痩けた四肢に乾いた喉で　
潤い満たせる　叶うものはない
僕は熊さん　森の熊さん
山から降りてきた
僕の姿を見て逃げる　人間ってとても怖がりでさ
嫌われ者で済むのならば　それでいいかな
悲しきピエロで生きてゆけ　笑われても恐れられても
憂うならば明日を待とう　醜い姿でも
今日も食べよう　真っ赤な果実
...

大人は言うの　「早く大人になりなさい」と
錆び付く雲は雨を落としている
物陰で咲いている　小さな花は
流されない様　空を見上げ憂える
いつまでもこのまま　ワガママに踊っていたい
誰かに汚された　洋服もお化粧もそのままに
大事なものぐらいはポケットにしまってあるから
泣いたりなんかしない　今はまだま...

憂鬱を顔に作るのが　得意分野の私だから
傘の中　隠れる顔も曇り空　のち雨だ
長靴も無くて水たまりを避けている
歩く足はまだ汚れてなどいない
雨の音を奏でよう 少しだけ楽しくなるから
たまにはこんな日があっても
同じ日々より全然いいでしょ
あっけなく明日の空も　雨雲に食べられるらしい
あの野良も居ない...

噴水広場でいつも見る 晴れた日に楽器を演奏している
あなたの名前はなんていうの？言葉は出ずに脚は家を目指す
興味はあるけど　話すきっかけが無くって
黙って見ていたら　あなたは演奏を止めちゃって
「お嬢さんいかがです　アコーディオンの音色は？」
私は答えた「楽しい気持ちになれるの」
街は二人の会話を　...

君は風属性
最初の街で装備を整える
手にはこうげきりょく30の
はがねのつるぎ
毎度おなじみ
ジェル状のモンスター
ドットの世界は僕らの世界
寝る暇も惜しみモンスター退治
君は風属性の魔法を使い
魔王の城に進んでゆく...