梨央の投稿作品一覧
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A私の手中に現れた
薄型の復讐兵器は
神様さえ哀れむ程の
惨めな日常の抜け道
A苛めに耐えてきた体は
内部破損し果てていた
「復讐するなら今でしょう」
「躊躇る時間はありません」
B脳内で流れる
孤独と閉鎖に満ちた歌...フクシュウコマンド
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said 光輝
俺は次の日、スリちゃんに会いにまたバラ園に行った。
「スリちゃん~♪その~キラキラした瞳~♪全て~♪俺の~♪心をノックout!」
スリちゃんテーマソングも完璧。
俺がベンチに座っていると、いつものようにスリちゃんがやって来た。
「スリちゃん!元気?」
俺はスリちゃんを抱き、高い高いを...下剋上~in kingdom~番外編後編 光輝と猫
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ある放課後、俺…久太は学校内バラ園を散歩していた。
「春だなぁ…。」
桜は散ってしまっても、春の暖かさは変わらない。俺はベンチに腰掛け、眠ろうとするー…。
『んー、可愛いなぁっ!』
(……?)
バラ園の隅から、甘ったるい声が聞こえる。
『わーっ、バカ…やめろよ。そんなになめるなよ~っ!』
それも、こ...下剋上~in kingdom~番外編前編~ 光輝と猫
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好きになるのは困難で
嫌いになるのは簡単で
決意を固めて切ったって
ロクに死ねやしない 嫌 Year
ああ
あんな場所なんて大嫌いで
弁当も喉を通らなくて
いつしか一人になっていて
笑うこと忘れて
限りない孤独の人生は...第三世界宣言
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教室は黒塗りで
人の顔も黒板も見たくなかった
独裁学級
「嫌なワードにマーキング」
脳内は自分勝手に世話を焼くね
独学生活
言われなくたって知ってる
示されなくても解るよ
求めるべきхは
「明日への希望」...BE BULLIED
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影炎≒Variation 歌わせていただきました [梨央]
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曲(ドラムとベース)
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オルゴール
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終焉の栞シリーズ等小説中断のお知らせ
みなさんご無沙汰してます。
突然ですが、終焉の栞シリーズなどの小説を、わけあって中断させていただくことにしました。
今後新しい小説を描こうとおもいますのでよろしくお願いします。
梨央
お知らせ
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聞こえるのは
草がざわめく音
外は嫌いと
私は言いました
本の山に
腰をかけて眠る
コミュニケーション
私は拒みます
空は何色?
壁は真っ白...箱入り娘
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挨拶は銃声
泣き声で目覚めた
地獄絵図の中で
死んだ目を開いた
今日もまた一人が
断末魔をあげた
もう慣れちゃいました
叫ぶ力もない
涙乾き心閉ざし
行く宛なく命霞み...calling
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赤い実を食べたものは、呪われる。
これは“この世界”で昔から伝わる伝説。
少女ーグミは、興味本意で赤い実に手を伸ばした。
(これが呪いの赤い実?随分とおいしそうだけどなぁ…)
おばあちゃんの厳しい言いつけ。
ー赤い実は、絶対に食べてはいけないよ。
しかし、目の前にこんなにも美味しそうな実があると、か...林檎売りの泡沫少女1
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ある昼下がり 僕は
屋上で君と出会う
空の青 君の肌
絶妙なコントラスト
だけど君は 無言で
すぐに何処かへ行っちゃった
ああ
名前もクラスも知らない
なのにこの気持ちは何?
秋になりかけの校庭の木の葉に...コントラスト
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それは、何でもないいつもの昼下がり。
僕は、屋上で君と出会った。
「・・・・。」
しばらく僕は、目の前にいる彼女に目を奪われていた。
まじまじと見る僕に、彼女は少し悲しげな顔をした。
そのまま彼女は、行ってしまった。
「あ・・・・。」
名前もクラスも知らない子。
聞いておけばよかった。
せっかく、可...コントラスト…説明必読
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帰り道。
今日は部活がない。
いつも3人で帰っていた帰り道。
なんだか、すっからかんだ。
私はため息をつきながら、空を見た。
なんで拓真は、殺されなくちゃならなかったんだろう。
拓真はわけ隔てなく誰とも仲が良くて、優しかった。
真っ赤な空。
私のリボンと同じ色・・・・。
ふと、目の前をみると。...終焉の栞~ニセモノ2~
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おはようございます
今日の天気予報をお伝えいたします。
今日は全国的に、ニセモノ注意報が――――――――
今日の朝、何気なく報道された君の死。
天気予報に、トレンドに。
押しつぶされるように。
1分足らずで終わった。
「お、おはよ・・・。」
沈んだ朝の挨拶。私は久太のところへ真っ先に向かった。
「久...終焉の栞~ニセモノ1~
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「はあっはあっはあっ・・・。」
俺は玄関に駆け寄る。ドアのカギを開けようとする。
ガチャガチャ、ガチャガチャ・・
「んでだよ・・・なんで開かねえんだよ!!」
グシャッ
何かがつぶれる音がした。
俺は振り返った。
リンゴが、つぶれていた。
熟れすぎたリンゴは、いとも簡単につぶれる。
そして。...終焉の栞~隠レンボ4~
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「・・・・・。」
あれから、どれくらいたっただろうか。
時刻は・・・・。午前1時30分。
(あと30分で・・・やめないとまずいって書いてあったな。)
俺は至って冷静だった。
(やっぱ・・・何にも起こんねえじゃん。)
つまらない。
つまらない。
つまらない。
出てこいよ。...終焉の栞~隠レンボ3~
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駅前。
私は配られている号外を無意識に取った。
そこに載っていたニュースは。
―今日から全てを、逆さまにします。
駅前は謎のニュースによって、不穏な空気に包まれていた。
その時。
歩道に、トラックが突っ込んできた。
それから次々と、乗用車が歩道に突っ込んでくる。
私は必死に逃げた。
歩道と車道、逆さ...逆様遊戯
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僕が目を覚ますと、牢屋の中だった。
無機質に、冷たい床。
僕はそこに寝かされていた。
そばには、妹のリンが寝かされていた。
「リ・・・ン・・・。」
声にならない。
「ごめんね、ごめんね、僕のせいだ・・・・。」
守るなんて、言って。
結局、こうなってしまった。
リンは、人間失格なのかな?...人間失格3[リンレン楽曲]
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リンリメイクボイス1
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終焉の栞1-2「孤独ノ隠レンボ」
黒い本は、無駄に分厚かった。
そして、ずっしりと重い・・・・。
俺は黒い本を、机においた。俺は椅子に座り、本をひらいた。
(こんな本・・・・持ってたっけ・・・・。)
俺は読書はあまり好きじゃないし、こんな本を好んで読んだりしない。
「ひとりかくれんぼの方法・・・?」...終焉の栞~隠レンボ2~
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終焉への 道が ほら
俺の 前 に 立ちはだかる
なんで どうして 頭を埋め尽くす 疑問符は
やがて 君の おかしな笑い声に 変換されていった・・・。
「次ハ君ガ、鬼ノ番ダ。」
終焉の栞1 「孤独ノ隠レンボ」
キーンコーンカーンコーン・・・・
「気をつけ、礼!]
日直が、一日の終わりを告げた。
俺、...終焉の栞~隠レンボ1~
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僕らは宿を出た後、裏路地に身を潜めていた。
「レン・・・どうして・・・あんな事したの・・?」
リンの脳裏にはきっと、さっきの惨劇がこびりついているんだ。
「ああするしかないんだ。わかるだろう?」
「わからないよ!!!」
リンは僕を突き飛ばした。
「レン・・・おかしいよ。レンは言ってたじゃない!!決し...人間失格2[リンレン楽曲]
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「お前らは、人間失格だ。」
そう、告げられた時。
何故か僕は、笑っていた。
20XX年、12月24日。
ホワイトクリスマス。誰しもが笑い、過ごすはずの日。
僕らの家は、真っ赤だった。
横たわる2人の男女。
それを見つめる2人の子供。
1人は、おびえていた。
「レン、レンっ-------------!...人間失格[リンレン楽曲]