タグ「社会」のついた投稿作品一覧(26)
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遠慮もせずに言いたい放題で
話も聞かずに一丁前に真似して
何かあったら誰かのせいにして
道に座り込んで歩けないと喚く
まるで小さな子供だね
選手も政治家もみんな無責任
言い訳だらけのタラレバ毎日
それでも何にも悪びれることはない
叱るなんて御法度 貴重な子供さ
だけど大人は使い潰される...甘えんぼうワールド
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人類は進化しているか
賢くなっているのか
電気仕掛けの都市と近づく仮想
菲薄化する現実
糧食にもならぬ貨幣を
共食いで奪い合う
ある意味正当か?ヒトの本能への回帰
退化という進化 あるいは 乖離
何の意味があると?
この矛盾だらけの生に...たとえ3秒後に世界が壊れても
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信じてたんだろう 何でも出来るって
子供の頃みたいな無邪気な夢さ
そのうち目は覚める 嫌でも大人になる
ラクして息することを覚える はずだった
あんなに転んで痛い目に遭ったのに
世界と同じ何にも変わっちゃいないね
あの冷たい明けの明星が僕らを捕らえてしまう前に
世界中の希望をかき集めて旅に出よう
“...dreamer's high
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地球は水槽だ 狭くてビョーキも蔓延
世の中の大半が気がふれてるか無関心で
愛国憂国を叫び道に溢れるデモ隊の足の下で
アスファルトに咲いた花がぺちゃんこに潰れていった
正義の実現のためには多少の犠牲は必要だと
幸せと呼ばれる 限られたパンを取り合う
誰かと分け合えば増える裏技を知らずに
誰もが端末を軸...Goodbye, the loveless world. ~くだらない世界に花束を~
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セツナデモクラシィ
ちょっとの寄り道で夢が見れるよ
セツナデモクラシィ
誰でも“正義の味方”になれる
自由とネットワークが可能にした
最先端にして本物の民主主義
近所のスーパーに行くような感覚でも
行進に参加できる 「いい世の中」
わりと生存に関わる事態です
多少の騒音や欠勤は無礼講...セツナデモクラシィ
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賢いヒトは言う、この世は正しくて幸せな普通の世界だと
大多数の“まとも”な人間の幸福に合わせたからそうだと
それに外れてしまったり疑いを持つようなヤツは
きっと人間でない 獣(けだもの)かモノだろうと
黙っていれば いいように遊ばれる
嫌悪も面倒も押し付けられる世のごみ溜め
馬鹿らしくなるほどに ヒ...サヨナラディプライバー
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街頭テレビの中では
朝から国会の野次が映る
「小学生のケンカみたい」と
通りすがりの老爺が言った
流行りの服を掴まされた
見た目はこぎれいだったんだけどな
値段だってそれなりにしたのに
一週間で穴が開いたよ
「マスコミを懲らしめる」って誰かが言ってた
どっこいもうみんなあんたらの言いなりだ...さよなら独裁者
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どいつもこいつもエブリデイ
クスリと殺人衝動漬け
賢い顔してアハッハー
みんなが前頭葉停止さ
ヒトらしさの欠片もない
馬鹿がスマホをいじる
適当なことを垂れ流す
同じレベルのマスゴミと評論家
それに付け込んじゃう国会はなんかケンポーまで変えちまおうってわけさ
「早く質問しなさい」...絶対主義的☆傾国ガール
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涸れた都会の片隅にも 死は転がっている
液晶画面と黄ばんだ 新聞の活字の向こう
見えないだけで絶え間なく 生と死の交錯は続く
そこら辺のウィルスで 簡単に人は死ぬ
ふらつく 足で自分を運ぶ
凶暴な獣に追われる そんな白昼夢(ゆめ)を見た
血に飢えた狼の群れに 狙われて逃げるような夢だ
命は刻 与えら...Wanderers
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この世に神はいるのですか?
ならば何故暴挙を許すのですか?
神の名の下ならすべて許されますか?
人が“神”を名乗っても良いのですか?
世紀末、人は惑い 飽きもせず繰り返す“理想”の輪廻
崩壊=法改の影、祈る声も助け求める手も
意味もなく絶えて――――
世界とは救いのない物語だ
どれほどのものが叶った...Generation×Revolution~やがては生まれ来る次の時代の者のために~
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世界が死にかけて 迫りくる末期に怯え
せめて終わりは一緒と、嘆きあう者たちへ
契りあったって無駄さ、三途の川は厳しい
天の梯子は細い ふたりでは渡れない
みんな 独りだと覚悟を決めているさ
人だけが滑稽にもがき、手にしがみつく
ご覧、野良猫がふらり傷ついて歩く
ゴミ溜めのような街角、人知れず死んでい...死ぬ時はたった独り
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朝も早よから五月蠅い囀り
明かりも煌々一晩垂れ流し
この国を牛耳る百羽の九官鳥は
今日も今日とて箱の中です
詰め込まれると 気性が荒くなるんだってね
自分も自分の頭も たいして広い所にゃいねーじゃねーか
腹が減ったなら飯でも食えばいいのに
口も塞がないで 縄張り争いに必死さ
自分こそが正しいと喧(か...ニッポン大偽善者げきじょー
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黎明を告げる鐘が鳴り早数年
時計台は休む間もなく時を刻み続けてる
辿り着いたここは華々しい未来
ふわり舞う 花びら ビラ どうやら新都市完成のセレモニーらしい
“文明の進化が本能さえ超えた”
電気仕掛けのハコ手にして道行く人はつぶやく
その昔誰かが予想した理想郷
歩きだす 人びと ヒト スクランブル...Hello, perfect world.
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繁栄 栄光 幸福社会
未来 礼賛 燦然たる星々
降って湧いたように テーゼは華々しく響く
「はじめましてここが 未来世紀のエデンです」
利他や仁という こんな信条は
“時代遅れ”と笑われる模様
胸の底に閉じ込め 自動人形(オートマタ)になりきれ
“それが幸せだ”と納得したはずだった
皮ひもの口輪で箝...Running Lighter
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皇紀一〇〇年 御代三〇〇代
無二の時をや 何にかはせむ
そも 乱世なれば 我凶獣になりて
仇名す敵をば 切り伏せに候
“日輪を食む妖魔” 人はこの姿を恐れた
閉じ込めた被虐の底 刃を手にし明日を駆ける
私の手には 全てを引き裂く力がある
私の心は “悪”を刎ねつけるために打つ
皇国守護紅猫二式(エン...皇国守護紅猫二式
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なんとなくで間違えて生まれついた
ジオラマの中息づく大概な嘘
汚れた空を見続けるだけなら
利己的な思考はいらない
どこかから零れる雨一粒
ちょっとした隙についた小さな瑕疵
あきれるほど案外簡単に、この
宇宙は壊せてしまえる
世界は変わらない それを望んでもいない
誰にも聞こえない歌を歌おう...Little Flower
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育児に専念すれば
専業主婦なんぞ贅沢と言い
働けば働いたで
子持ちの女なんか迷惑、甘ったれと言う
視察をしなければ
最高責任者なのに責任がないと言い
視察をすればしたで
お前が来たから邪魔になったと言う
名無しの観衆さんたちは今日もご機嫌斜め
あれが駄目これが駄目といつも煮え切らない...自分勝手アノニマス
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青い空の下で願った
「これから先100年続きますように」
遠い喧騒 溶けだす太陽
桜の白が目に痛かった
あれから
何千何万の逡巡を繰り返した?
この世界は僕が思ったほど進まないままで
それでも
火照った頬に当たる風は優しくて
変わらないでいてほしいものを そのままでとっておけたのかな...君と僕の100年
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日の出と同時にカーテンを閉めて
ヘッドホン装着、ロック完了。
あと30分もすれば、今日もまた始まる
汚い人間による言葉の拷問が痛いイタいワロス氏ねキモブスキチBBAざまぁwwww
夜ごとに飛び交う悪口の弾丸
ノイズが噛みあう奇妙なシンフォニー。
音痴な九官鳥のワーグナーのリズムを
今すぐに叩き切って...ウソツキ日本橋ヒーロー
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黄昏の太陽が震えて 星空が世界を押し潰す
また暗い夜が来る前に、震えている君の元へ
眠れない大人たちは、また 今日も鉄を撃ち合うのかな
埃にまみれたその瞳の光をどうか消さないで
銀翼に乗り飛ぶよ この惑星の夜空を舞う小夜啼き鳥(ナイチンゲール)
赤く照らされる滑走路を駆けて、さあ、夜を飛べ!
ハロー...光の滑走路 -Rescue from the sky-
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日進月歩の前途は洋洋
雷鳴のようにテーゼは轟き
急進 イノベーション 時代の狂乱
荒れ果てた大地は誰が元に戻すの?
いつだって無責任さお偉い方たちは
かしずく頭を踏みつけるのにも慣れちゃってさ
悠然とあぐらをかいてるそのシステムの
胃袋は一体誰が支えていると?
未来都市の片隅で動き出すラダイト
ゼロ...カルティベイトマシーナリー・オデュッセイア
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もしも明日この空が天から落ちて
世界が燃え尽きて何もない荒野になっても
僕は変わらず君の側にいるだろう
君の涙が乾くまでそこにいるだろう
ずっと
神様が僕らに終わりを望むのなら
僕はあえてそれに逆らおう
世界を焦土に化すというのなら
僕はこの手で土を打ち種を蒔こう
いつの日も希望はそこにある。...君へ
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一陣の風が吹き抜けてゆく
散りかけの梢を揺らして
ただ一つ変わらない空の下
僕はあの日と同じように佇んでいます
いくつもの季節が来ては過ぎゆく中で
この町もいつの間にか変わっていました
早すぎる流れに乗れず 一人残された僕は
あの小さな丘の上 葉桜を見上げています
ねえ 君はどうしているんだい?
僕...葉桜の咲く丘で
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静かな街を駆け抜ける真っ赤な閃光
当たり前の慣らされた日常を切り裂け
そびえる塔の陰で刹那、息を止めて 夕景を仰ぎ
“さあ始めよう、破戒の夜を”
群像、団欒、寄合、理想。
永遠の懐古だけがここにある
未来、発展、それは退廃の元凶!元凶!
“そんなもんは全部嘘っぱちさ。”と
逢魔の影が僕らを誘う
ああ...トワイライトアイズ
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黄昏が忍び寄るわ
音もなく影を着て。
どこって、見えないの?
あなたの心の中よ。
爛熟した果実のように
紅い日が、落ちていく
腐れたリンゴの汁が
街角のポスターを染めた。
“ミンナ気ヅカナイフリシテルダケダヨ。
ソレトモソノ目デ見ルノガ怖イノカ?”...落日国家ロマネスク
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はじめに混沌から青い惑星(ほし)が生まれ
惑星は人を生み 人は機械を造り
やがて機械はその手を離れ 人もろとも世界を呑み込んでいった…
冷たい銀色の月 かりそめの空は光に白く
見上げたビルの間を 吹き渡る風さえもザラつく電子音
眠らない街のネオンの海に ふっと目を閉じ 飛び込んできたのは
〈発展〉の...Hybrid Singer -digitized heart-