タグ「鏡音レン」のついた投稿作品一覧(7)
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さぁ始まるは木偶芝居
しょうもないシーンに目をつぶる
ねぇ喝采咲いた錯覚が苛む
鈍な自分の思い上がり
さぁ歩いては道次第
しょうがない定めだ諦めよう
ねぇ散々讃歌唱歌して参拝
こんな世界の神々にさ
溶かされた祈りはガラクタな今日で
そんな右も左もどうでもいい響き抱いた...諦感少年
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いつもどおりの放課後 密かな他愛のない日
地に足の付かない君の姿を 一目見たくて
ご機嫌いかがですか
いつもどおりの君は 夕陽に髪をなびかせ
地に足も付けないままで 僕へと振り返るんだ
どうしてつまらなそうに笑うの
こんな世界なんて要らない 未練なんて忘れちゃった
そうかい?案外今も 捨てたものじ...清水
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音に 声を 解いて 水の 調べに 早く
胸に 抱え 弾けた 1人 咲いた 撫子
木は枯れる 湖に 溢れ出す 痛みに病み
二度を 望む 右手に
祈り 捧げ 蔑む
日は陰る 僕達の 明日なんて 知らないと
残された 幼子は 声を上げ 指先
踵を鳴らす 悲しみを
いつぞやの君となる
鈴の音に 歩き出す...名残幸
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【A】未来のため 訪れるだろう 次のため
《あっという間》を 無駄にしている気がするよ
たとえばそう 明日で全てが終わるなら
悔やむことなど ないように もがくだろう
【B】明日があるから 縛られてるのかな
それでもそれが 僕たちの時代
【S】たとえば僕らのこの星が 神さまが...[泡影世界-ほうえいせかい-]
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【A】いつもの朝の挨拶にも ぎくしゃく真っ赤っか
「おはよう」の「お」の音が 中々口から出ていかない
今日はグラウンド体育の授業 雨降ってぐっちゃぐちゃ
そんな時は体育館で 男女混合ドッジボール
【B】いいとこ見せたくて 盾になり顔面セーフ
守れはしたけれど なんかかっこ悪い...[春色]
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【S】いつか必ず僕は 君を見つけて 迎えに行こう
どうかその時はまた 笑って欲しい 青空の瞳で
【A】妹と引き離されて 大人達の手に落ちた
争い奪い合う術を 教え込まれて兵器になった
【B】心も恐怖も棄てて 言われたとおりにして 壊されたあとに
全ては終わったからと もう必要ないか...[青空の君]
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【A】悲しみは続くって 魂を引きずる手
冷えた床 突いた膝につく砂
坂道を転がって 底意地もなくなって
丸まった生き方なんて似合わないね
【B】誰かが泣いた気がすると言った僕の目に 映る世界はくすんで
助ける価値もないものに足を止めるなと 遠くの遠くで誰かが叫んだ
【S】はら...[矛盾迷宮]