タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(8)
-
唇よせてしめる赤と黒の飛沫
見渡す限りうつす絵空事の絵図は
いびつなほどに狂おしい
愛が満ち満ちて行き場なくする時に
嘆き惑う民に背を向けるよに
触れてなずむ刹那の代償なら
夢見に溺れて星も照らせぬ真白の暗夜
嘆き惑う民を従えて いざやかの地の果てへ
伝う思い今もわからない にじむ最初の言葉
今でも...Bloody Girl
-
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
あの子は恋人さがしです
一刻 二刻 三刻 四刻
満月の沈んでしまうまで
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
こんな遅くまで起きている
一刻 二刻 三刻 四刻
ふしだらな子じゃなりません
よもすがらひとりよがり
ひらりはらりゆめあそび...血迷草
-
呪文となえてツンとすました石の扉をこじ開けるように
こんなに月も赤いのだから奇跡のひとつ起きてみてもいいよね
まだよまだほら陽が高すぎる(だめよだめムードがないでしょう)
口が裂けても届かぬ想い(願いごと起源はふしだら)
恋のステップ踏み外してお嘆きでしょうか
いいえ、高まる予感に打ち震えているだけ...Mermaid in the well
-
泣いている理由さえなくしても
泣いている ただ泣いている
束の間の慰みに花添えて彩れば真綿のいましめ
理想的な理想の途絶えた世界
正しく過ちを巡り重ねては揺れて
血溜りに零すこの雫のように
馴染みあうほどに通じあわない
願いごと振り替えては戯れごと
日毎夜毎ひびの割れた爪を砥ぐ
暗い部屋はひとりきり...A different finale
-
瑠璃や百合と戯れては なんて作り物のお姫様
耐え切れない心に耐え切れるほどに強くはないよ
お眼鏡ちがいの見込みちがい
あたしは狡くて小賢しい
それなのにあなたはどうして、そんなに優しくするの
こころはないからこわれない
きみをなかせてもいたまない
「だから早く、突き放して」
捕まえてよ今すぐにでも虚...ユリシス
-
憎しみの裏側を辿るなら、優しさが密むだなんて、それは、メルヘンの過剰摂取
聞こえる?それでも哀れんで寄せる賛辞が
聞こえない誇らかなる侮蔑にしか!
花を捨て、こころを捨て、偲ばれる故もなく塵とをかし散り咲けど、浚うその手は冷たすぎる
磨き上げ錆付いた極上なおもてなし、眩さに魅せられる夜陰惨事、お茶会...紅×ナイフ(仮)
-
枯れては朽ちる花に擬え儚むあなた愚かと笑った
絡む吐息と確かな余熱その隙間だけ芽生えた心
君の眠るその先にはどんな花が咲くのでしょうか?
「教えてください」
誰もいないこの丘には思い出さえ吹き抜けてしまう
「応えてください」
この声が届くなら悪い夢と悟れるけど
この歌は届かない尽きることもない
進む...廃線の向こうに見た虚実の心象風景
-
壊れかけた意識がひとり語りだしたら
記憶は過ちと許しとを請うものなのですね
裏切りの歳月が心を縛めてまで
臨まない蕾も花のうちだと悟る
ねえ?どうして?なぜ?優しげな瞳
過去、今、未来でさえこの手が踏み躙るのに
あの日、月が見下したから泣いて笑っていた
色を失くし損ねたのは拾い揚げ抱いた胸の震え
熟...amour sans espoir