はじめまして siro.と言うものです! 趣味で歌詞や詩など 思った言葉を使って楽しく遊んでいます 多くの人に言葉と想いが伝われば良いなと 思っています! 良かったら見て感じてくれたら 嬉しいです(^^)
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『過ぎ去る手の記憶』
僕も君が見ていた 景色に近づきたくて
何を抱き 何を思い
僕の前から 居なくなったのか
その理由を探していた
君の手を 放して何年経ったのだろう
なんども なんども
見返した手のひらが ゆがんでいく
サヨナラと 手を握る2人の
その想いには 深く 深く...「過ぎ去る手の記憶」
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「金木犀の香り」
金木犀の香りに誘われて 目を閉じ君を思い出す
甘く儚い記憶を たどり 紡いでいく
目覚ましの音で目を覚まし 2度寝3度寝繰り返し
毎日慌ただしく向かう通学路
必死にこぐ自転車は僕の心を写すかのように重く憂鬱に
何度も通ったこの道は変わる事はない
さらに僕の憂鬱をかきたてる
金木犀...「金木犀の香り」
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「サヨナラも言えるように」
君に全て 伝えられるかな
僕がココに 居られること
いつか君に さよならも 言えるように…
春の香り 色づいて 目の前が
君の好きな ピンク色に
かがやき始めたんだ
会いたくて 恋しくて
ずっと君のとなりに居たくて
僕はこの詞を歌うんだ...「サヨナラも言えるように」
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『白い息』
電車のベル 君を待つ
改札で息を白くして 待つ僕に
いつも君は 笑顔で 「おまたせ」
その笑顔を見たくて 僕は
すこし早めに 家を出たんだ
今日は夜に雪が降るらしい
僕はそっと 君のポッケに
ある物を入れた
手袋を外し 手をつなぐ...『白い息』
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「残されたページ」
途中で描くのをやめたスケッチブック
なにを描く(えがく)のか忘れてしまった
秋の風に冷たさを感じる 澄んだ空気に
白く儚いため息を
歩く足は重く切ない
見る景色は歪んでいく
なにを探し求めていたのか
わからないままそこに立っていた
空白の時間だけが 凍てついて私を離さな...残されたページ