きらめいたうなばらに
あなたのせだきよせる

みらいなんてみえなくても
わたしは、このせがある


こんぺきのかいじょうで
あなたのめみつめてた

どんなときでもわらえるの
あなたがそばにいる


うつむくそのこころを
よびさましてあげる

あなたならだいじょうぶ
わたしがそばにいるから


かわりはてたそらから
おちてきたほしのゆうしゃでも

このひろいうなばらならば
も（う）いちどわたりあえる


あなたのせにえがいた
ゆめをわたしがだきしめるの

どんなつらいみちのりだって
はれわたるそらになるの



ぎんいろにまじわった
そらたかきほしのふね

あなたがかえるべきばしょは
ここからとおくはない


わたしのてにのこった
ちいさなついのゆびわ

いつかとどくとしんじてる
あなたのゆめならば


ねむるここのこどうを
ふたりそらにたくす

けしてきえぬちかいを
ふたりはともにあるから


そらにおちるしゅんかん
わたしのからだはめをさます

あしたのないせかいとみてた
そらがみらいとなった


わたしのせにえがいた
ゆめをあなたがだきしめるの

どんなつらいみちのりだって
はれわたるそらになるの



ガラスのカケラに『またいつか』
であうまでのよろこびを

ふたりしんじえがいたこのみちを
ふたたびであうそのひへ


おんなじこころをあいしたら
ふたりしあわせになれる

あなたがのこしたこのことばを
わたしはずっとわすれない


ゆれるゆれるうなばら
わたしのあいするこきょうから

ひらりひらりまいおりるゆき
あなたをつつみこんだ


あかくあかくもえるの
そらはわたしのこえをきいて

けれどいまはかえれないばしょ
あなたとここにいるから


ふかくふかくしずんでゆくの
うかぶちいさなまちは

けしてきえないいたみとともに
とわにここにあるから


あかくふかくゆらめく
そらにうみにわたしはいうの

どうかきよくやさしくなって
かえれるばしょになってと