単純な愛だとか恋だとかだけで
生きていけると思っていた頃
いつのまにかよごれて埋もれた感情
拾い上げてみたけど上手くはまらなくて

間違いを繰り返す日々の中で
放した手の行き場はもう無くて
次第に形を無くしていく繋がりを
手慣れた作業のように切り落とした

あの日の君の「ごめん」だけが消えない

変質してこびりついたものを愛と呼んで
引き寄せては突き放したシャツの袖
幼いからだと誤魔化して笑っていた
もう戻らない日々に後悔を重ねた私を
ナイフで抉る勇気さえ持っていない

例えばある瞬間に真実に気がつけて
あの時に愛を与えることを知って
赤い糸を正解に塗り替えていたなら
今や未来は変わっていたと思うけど

もしも論で君の「ごめん」は消えない

変質してこびりついた愛を違和感にして
片側だけ引きちぎった文字のない地図
変色した愛を何も考えず海に放った
もう戻らない日々に後悔を重ねた私が
理解できなくて私すらも拒んだ

美しい世界を望んでいた
愛があれば生きていけると信じていた
それがどんなに難しいかも知らず
君を求めていたあの日の私を
私は許せなくて 壊したくて もう遅くて

何かを探す旅にでよう



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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

回想と独白

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投稿日:2011/06/30 00:07:48

文字数:511文字

カテゴリ:歌詞

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