儚き夢に 終わりを捧ぐ
零れ落ちた宝物は壊れて消えた

何かを間違えただなんて思わない
すれ違っていたとも言わない

ただ ほんの少しだけ疲れたの

君と見る夢の終わりに怯え
抱えきれない宝物を捨てられず
一人涙を流してた

聞こえる終焉の鐘
近づく別れの足音

怯えているわけじゃない
苦しかったわけでもない

ただ ほんの少しだけ安心したの

君とともに歩めない夢の終わりに
抱えきれない宝物が落ちていく
私は泣くことを止め 静かに微笑う

閉ざされた夢の扉
朽ち果てた宝物

もう振りかえらない
もう迷わない

ただ ほんの少し思い出すだけ

君と歩んだ幸せを
美しい記憶として
思い出していくだけ

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夢の終わりに微笑んで

夢という二人を繋ぐモノに疲れた女の子をイメージ
夢はいつだって儚いから、簡単に消えてしまうから、いつだって怯えたまま
得られた宝物はキラキラと輝いているけれど、不安は消えてくれない
だから、終わりが近づいてきたことに安心して微笑む
思い出に返ることが苦しくないとは言わないけど、それ以上に心が安らいだような、そんな気分

―――結局は信じきれずに逃げただけ、と言われそうな歌詞です

閲覧数:41

投稿日:2010/05/19 10:02:01

文字数:302文字

カテゴリ:歌詞

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