A1
闇を照らす光の中
幾百千の糸が煌めき
操られた人形が
見せ掛けの踊り踊る

笑顔は嘘、涙も嘘
幾千万の仮面を付けて
ホントじゃない顔を作り
偽りの心装う

B1
天使のような優しさも
悪魔のような冷酷も
絡繰る糸の命じるまま
空っぽの体が演じる

C1
私の心の中、誰にも分からない
このまま永遠に操られてるなら
私の心は擦り減って
きっと、消えて無くなるでしょう

S1
誰か早く、この糸を切って
何時までも私を縛る
お願いです私に救いを

A2
窓に映る外の世界
そよぐ風、太陽の光
糸に巻かれ動けない
私には絵の世界

壁にかかる時計の針
同じ所をグルグル
廻っている何にもない
過ぎてゆくだけの刻(とき)

B2
私は何時までこうしてるの
何かをしなけりゃ変わらない
けれど自分の意志では指ひとつ
動かすこともできない

C2
私の心の声、誰にも届かない
このまま永遠に囚われたままなら
体は固まり石となり
ただの置物になるでしょう

S2
誰か早く、この糸を切って
絡み合って、もう解(ほど)けない
お願いです私に救いを

C3
私の心の声、誰かに届いたの
誰かの靴音、私に近付くの
もしも自由にしてくれるなら
神でも悪魔でも構わない

S3
そうよ、あなたこの糸を切って
何時までも私を縛る
ポケットの中、そのハサミ手に取って
さぁ
早く早く、この糸を切って
絡み合って、もう解(ほど)けない
お願いです私に救いを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

悲しい操り人形

先日公開した「悲しい操り人形」の歌詞です。

閲覧数:128

投稿日:2017/01/25 19:12:09

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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