暗い小部屋の はじっこで
君はひとり 泣くんだろう
『生まれなければ良かった』なんて
そんな懺悔 聞きたくない

携帯越しに触れた 涙なのに
どうして 温もりは伝わらないの
こんなのやだ 何も何も
救えないの…?

暗い小部屋の はじっこで
君はひとり 僕を呼ぶ
『声が聴きたかっただけ』と
そんな嘘つき わかってる

携帯越しに隠す 嗚咽なのに
どうして 強がりは伝わらないの
こんなのひどい 全部全部
救いたいよ…!

どんなに君が 泣き叫んで
跪き絶望して挫折味わって
苦しんで痛がりまた泣いたって

携帯越しに 僕が知った
無力感なんて教えないよ
携帯越しに 君を想う
この切情しか伝えない

朝焼けの射す 君の小部屋
訪ねて僕は キスをする
泣いて疲れた 眠り姫に
最低な愛で キスをする

ごめんね 僕は願うから
『HAPPY BIRTHDAY』だなんて
君が痛がるの知ってるのに
ごめんね 僕は想うから
『愛してるしか言えない』って
君を苦しめて 最低だね

救えもしない言葉ばっか
呟いて消えた 朝の光
目覚めた君はまた泣いて
僕は瞼へ キスをする

『死にたい』なんて望む君の
絶望奪った 僕を嫌う?
『おはよう』なんて笑う僕を
絶望無くした 君は嫌う?

携帯越しに 誓ったから
“ひとりにしない”と心から
携帯越しに 僕も泣いた
“君が好きなんだ”と心から


もう 絶望なんて許さないよ

 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

愛唱希望。

死にたがりの きみ と、
それも含めて愛していたい ぼく 。

携帯越しに ぼく の名を愛唱する
きみ が、ただ好きなだけなのです。

閲覧数:47

投稿日:2010/02/15 23:40:10

文字数:609文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました