「ねぇ、ミク!」

「んー?」

今日は私、リン、グミで近くのカフェに来ている。

「クオ先輩と、どう?」

「っ!!!!!?ごほっごほっ」

「さすがクイーンオブ上品。突然のことでも吹き出さず、しかも手まで添えたよ!!」

実況しなくていいよリン!!

ていうかクイーンオブ上品って何…

「で?噎せったんだからなにかしらあったんでしょ?愛しのクオ先輩とっ」

ハートが付きそうな勢いで言ったグミに、私は心の中で呆れながら別に、と言い放った。

「えー…絶対嘘だあ!」

さっきから話題になっているクオとは、私がお付き合いさせてもらっている人だ。

初音ミクオ、私の1つ上の従兄だ。

容姿端麗、才色兼備。

まぁ、とてもおモテになられてる人であります。

前から憧れていたお兄ちゃん的存在だったんだけど、まぁ…す、好きになりまして。

そんなクオから1ヶ月前、まさかの告白を受けてめでたく付き合うことになったわけです、はい。

「でもグミ、初音先輩って奥手そうじゃない?」

「ちっちっち、甘いねリン。ああいう人こそドSだったり手が早かったりするの!」

ちょっと。クオを何だと思ってんの…

「なーる!」

いやいや納得しないで!

「んで?ABCどこまでいったの?」

「何、ABCって…」

「決まってんでしょ!AがハグでBがキスでCが」

「わああああっ!!!!////わっ、分かったからっ!!!!」

「じゃあ、どうなの?」

「っ…////」

「……やはり手が早いのね、クオ先輩は」

『ピロリロリーン♪』

「ちょっ、リン何撮ってるの!?」

「初音先輩にそうしーん」

「きゃああああ!!!!」

もうやだこの2人…

「クオだってそんなの送られたら返信とか困っ」

「ん?俺の名前呼んだ?」

「…………へ?」

何でいるの!!!!!!

「呼んじゃった☆」

呼んじゃった☆じゃないよ!!!!!!

「じゃあじゃあごゆっくり~」

「支払いしとくから~」

……何でこの人たちと友達になったんだろう…

嫌なわけじゃないけど、さ……

精神的に追い詰めるタイプだわ…

「ミク?」

「へ?…あっ、えっ、えっと!!」

「何か頼もうか?」

「う、うん、そうだね!」

クオはやっぱ優しいなぁ…

「あ、あとこれ…」

パカッと携帯を開く。

「!!!!!?」

そこには先ほど撮られたと思う写メが。

「待受にしていいかな?」

にこやかな笑顔は否定を聞き入れないような雰囲気を醸し出していました。

…グミの言ったことは当たっているのでは?と思ってしまいました。

いや、大当たりだと思う。

「……うん…いいよ…」

嬉しそうな笑顔はとても輝いていました…






fin.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ガールズトーク!

今日9日じゃないよとか聞き入れないから。
今日9日だから、私の中では。

グミちゃんこんなキャラじゃねぇ!!!!
でもさ、グミちゃんならさ、どんなキャラでも愛せるよn((

クオミク好きだー!

いろいろと纏まりなくてさーせんorz

閲覧数:329

投稿日:2012/03/11 18:08:30

文字数:1,160文字

カテゴリ:小説

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    私はどんなグミちゃんでも良し!!
    リンちゃんナイス!
    その写真、私にも頂戴wwクオはドSだろうが奥手だろうがカッコいいから良し!!
    私もクオミク好きだー!

    2012/03/11 22:28:36

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