曇り空の下私は　なにもわからずひとりぼっちで
なにかをてにいれようと　衝動的に走り出した
幼い頃の小さな夢　私は掴みたいと望んだ
いまさら遅いけれど　私は走りたい

水溜まり飛び越えて　赤信号無視しちゃって
ああワケわかんないけど　今はただ走りたい

灰色のビルの谷間　すり抜けて走る
不意に吹いた強い　ビル風に逆らって

私は今走り抜ける　夢を見つけるために
なにも知らず　なにもわからず　私はただ走る
速く速く力続く限り高く大きく　足をあげて声もあげて
叫んででも

今頃夢なんて　子供すぎるかな
でも走り出せば　なにかわかる気がして
走れ走れと急かす　心の声に身を委ねて
思いっきり息吸い込んで
今走り出す

頭揺らして声枯らして　どこかへと走るんだ
幸福を知らずに　不幸を嘆く　そんなことしたくない
風を切って地面蹴って　夢に手が届くように
走り抜けた　その先になにかがあると信じ

日はまだ昇らず
吐く息は白く
疲れもつれた足
それでも

走れ速く　手を伸ばした　先になにかがあると信じて
夢それを　手にいれるためただ走れ
息を切らしめまいこらえ　駆け抜けろこの街を
夢を見つけつかむために
私は走る