幼い頃の思い出 ノートの切れ端で折った飛行機
そいつはとても不恰好で 飛べやしなさそうな代物
それでも僕は笑いながら 全力でそいつを空に投げ
一瞬で床に落ちても 楽しくて笑っていた

少し昔の思い出 プロペラのついた小さな飛行機
そいつはどこか継ぎ接ぎで 少しだけ不安だった
それでも僕はゴムを巻き そっとそいつを空に放つ
ふらつきながら飛ぶそいつを 目を細め眺めていた


思い出さえも思い出せずに 忙しく日々を進む
今の僕はどんな翼で 飛ぼうとしてるのかな
背負ったものはとても重くて 何度も音を上げたくなるけど
地面に落ちるその前に 背中のそいつを見てみようぜ


今の僕の背にあるのは 鈍く光る鋼の翼
そいつはとても誇らしく 少しだけ寂しげで
それなら僕はどうするんだ 分かっているさそんなこと
飛べない理由(わけ)はただ一つ……

胸で凍った燃料を くすぶる夢に吹き付けろ
点火した希望のエンジンで 僕は何処までも飛べるさ!

これから先にどんな 景色があるのか誰も知らない
そいつは青い風を切る 僕の翼に聞いてくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夢の翼

とてつもなく重たくなったからって、諦めていませんか?
十分な燃料を与えてやれば、今までの何よりも強く飛んでいけるのに。
誰もがきっと抱えている、そんな想いを形に出来ればと思います。

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投稿日:2009/04/24 03:39:35

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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