眠いのならどうぞ 他意はないよなんて
恍けて差し出す あなたの腕枕

うかうかと応じて 寄り添ったりしたら
どう言われるかしら まあ危ない

あなたのことじゃない わたしが困るのよ
噂が立ったら どうしてくださるの

せっかくですけど だめよだめ
傷つく名前が惜しいもの
自分を大事にしたいのよ
軽率なことは致しません


冗談のふりした 本気じゃないかとは
思ってくれないのって あなたは言うけど

春の夜の夢の 儚さに劣らず
頼りにも当てにも ならないわよ

あなたはいいでしょう わたしが困るのよ
おおらかぶるなら お一人でどうぞ

お誘いですけど だめよだめ
傷つく名誉が悔しいわ
人目も大事にしてるのよ
勝手に甘く見積もらないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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67.だめよだめ

春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ(周防内侍)

※「ノベルアップ+」及び個人サイト「篝火」でも公開中。

閲覧数:44

投稿日:2023/04/24 17:07:56

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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