夜が明ける前の暗闇の中で
雨上がりの道で君に手を引かれて
歩いていたのを覚えている

途中で僕は夢の中の出来事と
気付いたけれど君に言わなかった
まだ夢を見たかった

水溜りに映った星空をみて
星の数が増えたねって笑った

世界が始まったとき
朝から始まったんだろうか?
青い空 それとも雨?
季節はいつだったんだろうか?

夜になれば空はきっと一面星空のカーテン
雲間から月明かりが照らしていたのかなあ?
そんなこと考えている

まだまだ眠りから覚めないから僕は
君にどこに向かうの?と問うたんだ
雨が上がって晴れそうだから
虹が七色を描くのを見に行くんだ

そんなに興味ない?って
君は子供のように
七色のアーチを見てみたかったって言うから
興味なくはないって
僕も子供のように
答えた

君の為なら
歩幅を合わせるのもいいかな?
自分本位な僕も優しくなれる気がする
隣で君が笑ってくれるだけで心がどれほど
勇気をもらえるのかを気付いてないでしょう?
夜が明けてく

それから先の道のりは全く
虹を見れたのか覚えてないんだ
夢から僕は目覚めてしまうから
最期に話しかけたのを覚えている

世界が終わるまではさ
君と居れたらいいなあって
柄じゃないけれど夢の中だからさ 言えるよ
愛しているよ
もっと早く君に伝えられたら良かった
夢が終わってしまうまで
確かに僕らは旅をしたんだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼方の虹

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投稿日:2021/07/31 12:01:18

文字数:592文字

カテゴリ:歌詞

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