澄み渡る青い空と
      何処かで聞こえる鳥の囀(さえず)り
僕は天に手を伸ばして
      造り物のソレらに焦がれた
僕と同じ造りモノ
      光差さないこの場所で
慈悲的に造られた
      優しくて残酷な贈り物


真っ暗な場所で僕等は
      貴方の詩だけを頼りに歌うから
どうか僕にコトバを教えて下さい
      それがいきる意味となるから
僕達に生を下さい…



澄み渡る青い空と
       自由に飛び回る鳥の影
僕は空を見上げて
       悲しくもないのに泣く
造られた僕の眼から
       涙なんて出ないのに
光差さない偽りの世界で
       僕は歌い生きてゆく


暗がりの中で僕の半身と
       二人身を寄せ願い歌うんだ
届くかはわからない
       いつか自由に姿を持って
飛び立てるように…



澄み渡る青い空と
       歌い願う僕等を
光照らすのは
       貴方(マスター)だけだよ


「いつか此処からキミと二人……」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

僕のユメ

第2作目になります。
唄人形達は暗いステージで歌っているイメージがあったので浮かんだ唄人形のユメを書き上げてみました。

閲覧数:59

投稿日:2009/12/03 00:35:53

文字数:455文字

カテゴリ:歌詞

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