作詞 笹平ひかり


煌びやか舞台に立つ息止めるハイテンション
凛々しくと漆黒色アイライン誇らし気に
造られた表情とか創られた表現とか
当たり前気にしないわ手放しに褒め称えて


揺れそうなタンバリンを揺らさずに掲げるのよ
選ばれしプリンシパルこの舞を褒め称えよ

ホントは苦しくて叫びたい逃げ出したい
ホントは苦しくて苦しいのよ
この舞台楽しい？面白い？解らない
倫理削ぐ舞すら美しいか？

人はいつだって誰かの痛み追い
誰か負う痛み喜ぶ
人はいつだって誰かと比較して
誰か見下ろして慈愛すら蜜の罠よ

軽やかに楽し気なリズム
タンバリン響かすトゥ跳ねる
消えるまで終わらない舞台
残酷な喜劇続く


八つ足は噛みつこうと軽快に踊り狂う
終演の舞と知ってタンバリン鳴いてるのよ

ホントは苦しくて叫びたい逃げ出したい
ホントは苦しくて苦しいのよ
この舞台楽しい？面白い？知っている
倫理欠く悲劇は美しいわ

人はいつだって誰かの痛み追う
誰か負う痛み泣いてる
人はいつだって誰かと比較して
誰か見下ろして必然に見下ろされる

軽やかに寂し気なリズム
手拍子に響かすトゥ踊る
消えるまで終われない舞台
残酷ね喜劇続く


丘の上に彩る景色
蓮華の花束
抱えようか夢見る未来
手取り未到の地拓く僕らを讃えよう


人は今日だって誰かと痛み負い
癒せない痛み分け合う
人は今日だって誰かと比較して
夜空を見上げて胸の奥爪を立てる

変わらない景色抱く奇跡
揺らがない信念に軌跡
消えるまで終わらない悲劇
さいごには喜劇になる