いつまでだってここにいたいと思う
張り付く白いシャツ 揺れるスカート
五千円のローファーが
シャネルより高い価値を持つ

どこまでだってきっと行けると思う
はばたく長い髪 透けるまつげ
屋上のコンクリが
生ぬるい熱を持っている

水の滴る箱庭で 永遠の時を過ごした
青空のアイスをサイダーに入れる
ぱしゃり インスタにup


想い出はB612 まぶたの裏であざやかに光る
一生で最も美しい時間
裸のわたしになるときがきた
これから寒い道をゆくだろう



いつからなんて無駄な問いだと思う
張り付く濡れた髪 揺れる恋心
一本のシャーペンが
ティファニーより高い価値を持つ

どうやったって逃れるれないと思う
絡まる甘い視線 握る指先
まるい目尻のふちが
生ぬるい熱を帯びている

果汁あふれる箱庭で 永遠の時を誓った
銀蓋のビンにスカッシュをそそぐ
ぱしゃり インスタにup


なにもかも想い出だ ただひたすらに綺麗になった
一生で最も輝かしい時間
裸のわたしが生まれるときがきた
これから広い空をゆくだろう


ネクタイをほどく シャツのボタンを外す
スカートをおとす 靴下を脱ぐ


やわい繭が割れた 隙間からまばゆい光がもれる
裸のわたしが曝されるときがきた
これから果てしない未来をゆくだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

失楽園

わたしたちの価値


サビがなーー

閲覧数:141

投稿日:2015/11/26 02:38:18

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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