+ふたたびと申します。 作詞をメインにやっておりました。ほとんど10年前の転載ですがたまに更新します。 基本的にはaabs aabs、たまにそのあとcsやsという字数で書いています。 名前さえいただければ歌詞の細かい部分の改変は大丈夫ですが、その場合制作前にお知らせくださると有難いです。 細かい部分以外についても、おっしゃっていただければ書き直しや付け足し可能です。
プロフィールを見るイチオシ作品
投稿作品65作品
もっと見る-
現実が愛撫してきて
チアノーゼ チアノーゼ
つらいことだけなら
どんなによかったかな
霙(みぞれ)気味のわだかまりを
ドレナージ ドレナージ
膿を吐き出せば
あなたが汚れていく
傷つき傷つけても愛してる
苦しみ求めても会いたくないの...チアノーゼ
-
0時になったことに
気づかないふりをする
火気厳禁の液体窒素に
タバコを投げる妄想して
あの日の足の冷たさ
メッセージつきのじゃがりこ
眠ったふり ほこりまじりのブランケット
悲しみの匂いだけが追いかけてきて
もうわかってるさって振り切って
死にたいって思わないけど...ロイヤルブルーのつくりかた
-
count
ぼくの幸せを数えよう
ぼくの幸せを数えよう
ぼくの幸せが100個あったって
1個の不幸にかなわないや
ぼくのイイトコ数えよう
ぼくのイイトコ数えよう
ぼくのイイトコが100個あったって
1個の欠点にかなわないや
気づいてしまった帰り道...CoUnT
-
明るいニュースはささやかで
暗いニュースは大々的だ
退屈で意味の無い生活も
がむしゃらに頑張った日々も
夏に冬が思い出せないように
遠い夢の中だ
うまく生きれない私にだれか
優しくない言葉をかけて
頬をつねりながら
冷たいキスをして欲しい...冷たいキスを
-
小説のような愛をねだるけど
この部屋には落ちてないよ
それは月の子 もとはひとつ
僕は僕の半身を探すけど
世界中を旅してもいないよ
それは孤独 もとはひとつ
ああ、どうにか、どうにか
1つに戻れないかと
腕を回し 愛を交わして
君と僕を貫く一本の痛みはマボロシだった...origin
-
雪でも降りそうな
瑞々しい寒さだな
星は少なくていい
夜が明るくても困るから
持っていないものを
指折り数えるのはやめた
諦めが心地いい
ことを知ってしまったから
スピッツが普通に聴けるよ
意味もなく夜に泣かないよ...午後11時59分のシンデレラ
-
ミッドタウンの前
燃え盛るイルミネーション眺めて
路地に座り込んで煙草を吸ったぜ
あたし どうしたらいいの
どうしようもないな
眉間に突きつけられたアジェンダ
こころそのまま身体を動かすんだ
あーあ もう大人だなあ
残念ながらここでゴロゴロ転がってさ
淡く泣き叫んでみてよ...足りないや
-
わたしのとうめいな精神を
おろし金でしゃりしゃりに削る音がする
ハラハラ落ちて積もってかき氷みたい
それに赤すぎるイチゴシロップ
ふかく沈むとつらいから
浅いところをばしゃばしゃと泳ぐ思考
はあはあ息継ぎして犬かきみたい
それに青すぎるブルーハワイ
朝焼けと見まごうような夕焼けが
ゴミのような街をて...それに赤すぎる、
-
こっそりと降り始めた雨にまだ誰もきづいてない
泣きながら歩く女の子は街灯に照らされてた
すれ違う人たちはそれを心にとめる
気まずげに目を逸らして1秒で忘れた
ねえ濃紺の空が風に揺れる わたしはどこに向かってるの
ねえ脳天気な顔で笑う君が見たくてたまらない
夢を見て何かになれると信じてた私はもういない...豆電球
-
今晩はあなたきっとお楽しみでしょう
ひとりぽっちのわたしを置いて
目眩のような光の下で
はがれかけたマニキュアに辟易しそう
うすぺらい林檎の塗装みたい
軽すぎるただの張りぼての果実
ねえ ねえ だれか
甘え下手なわたしをベタベタにあまやかしてよ
ねえ ねえ ねえ だれか
甘え下手なわたしにベタベタ...Lady in desolation
-
裸足のままネオンの真ん中
元少年少女の癇癪
ばらけはじめたら
逃げるように 駆け出せ 駆け出せ
人格に押された赤点
無関心な嫌悪と憂鬱
視線刺されば
もがくように 駆け出せ 駆け出せ
朝陽が昇る前に
一瞬だけ風になりたい...心臓のピアス
-
空気が揺れるような暑い夏の
ひっそりとした路地にある
大きな屋敷の木々に遮られた
涼しくて暗い坂を歩く
苔むしたベージュの壁に
ひとり張り付く蝉の抜け殻が
きっと私は羨ましいのだ
鬱屈とした土の中の
好きになれない身体から
夕暮れに這い出て...蝉の抜け殻
-
a
切りすぎた前髪は
私を隠してくれない
何からも守ってくれない
a
開きかけた唇を
震わせてそっと閉じた
わざとじゃないって知っている
b
椅子取りゲームが怖かった...椅子のない部屋
-
a
いつも空を見上げてた
雲は白いのに 覚えているのは
夕暮れの苦しい橙と
痩せ細った枝の境界線
a
なんだかドラマみたいだね
つぶやいた唇は 乾燥してて
手持ち無沙汰に皮を剥いたら
血が出た唇の赤い肖像...涙の影
-
駅の階段の一番下に
赤いリボンが落ちている
ひどい少女の残り香が
私の心臓を握りつぶす
渋谷交差点の真ん中で
1人 脚を肩幅に
開いて立ってる少女の
爪が心臓を掻き毟る
背伸びして艶気が含まれた
眼差しに震えががとまらない...モールド
-
いつまでだってここにいたいと思う
張り付く白いシャツ 揺れるスカート
五千円のローファーが
シャネルより高い価値を持つ
どこまでだってきっと行けると思う
はばたく長い髪 透けるまつげ
屋上のコンクリが
生ぬるい熱を持っている
水の滴る箱庭で 永遠の時を過ごした
青空のアイスをサイダーに入れる...失楽園