1A
この線路は死後の国には繋がっていないから
半分以上の確率で僕は何処にも逝けない
ただ落ちて何かを失くして
振り返った自分の影に足りない部分を見つけるのは怖いよな
そんな事に気付いて
僕はまた探す

2A
その瓶には死後の青さが詰まっていないから
半分以上の確率で僕は何処にも逝けない
ただ吐いて何かを失くして
振り返った自分の影に歪(いびつ)な部分を見つけるのは嫌だよな
そんな事に気付いて
僕はまだ探す

B
ビル風が腕を引く
潮騒が脳を満たす
その誘惑は本当に僕を幸せにしてくれるのか
はぐらかすように揺れている誰かの千切れた有刺鉄線(タイトロープ)

3A
あの場所なら死後の国へと繋がっているのかな
乗り換え不要の直通を待って此処から乗り込む
ただ揺れて何かを失くして
うなだれた自分の影が気味悪い形に伸びてくのは嫌だよな
そんな事を思って
僕はもう結局

C
如何(どう)にも往けない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

片道切符45

希死念慮と現実的思考の狭間。

閲覧数:72

投稿日:2020/05/03 05:47:39

文字数:400文字

カテゴリ:歌詞

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