月も見えぬ 昏い夜更け
僕はひとり彷徨ってた
まるで印がある様に
あちらこちらを確かめて

闇に紛れた黒烏(くろからす)
今宵はよい夜(よ)と喋りかけ
そうですねと返そうと
僕は間抜けにカァと鳴いた

さあ 夜行性な僕たちは
深い思想へ繰り出そう
呼吸し易いこの温度
僕の孤独を緩めてく


Nn…Nn…


月も多分旅立ってる
闇はひとりニンマリ顔
まるで中天いく様に
上下左右もあやふやだ

蔭に隠れた黒猫の
尻尾がこちらにはみ出して
間抜けだなと見ていたら
後ろ姿を見られてた

おや 夜行性な僕たちも
自分知り合い第三者
己よければそれでいい
自分勝手な規則性


たくさんの瞳が
暗闇にも関わらずに
爛々と光っては
僕を馬鹿にしてる
Ahaha…


さあ 夜行性な僕たちは
深い思想へ繰り出そう
呼吸し易いこの温度
僕の孤独を緩めてく

おや 夜行性な僕たちも
自分知り合い第三者
己よければそれでいい
自分勝手な規則性

まるで君たち僕みたい
Ahaha…

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夜行性少年

僕は夜に生きている

夜行性な僕たちは繊細なようで意外と自由人

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投稿日:2022/08/08 11:12:33

文字数:435文字

カテゴリ:歌詞

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