赤い赤い薔薇の花弁 空へ放つ香り撒いて
黒い髪にまとわりつき 絡む姿花の乙女 

唇で食んで舌と絡めては甘やかに齧りつく

美しい顔(かんばせ)にたたえる微笑みは 
まるで永遠に変わらない少女のよう
誰かが言ったまるで生き血吸う鬼の姫と


白い白い珠の肌は 月夜よりも輝かしく
黒い髪をまとわせたら まるで清きやわな処女(おとめ)

薔薇飾るその髪から胸元へ一片(ひとひら)花弁落ちる

新しい日迎え幾夜時がすぎても 
いつまでも光る特別な少女のよう 
皆(みな)が囁くまるで月食らう鬼の姫と 

鋭い茨で囲まれた寝床で
永久(とわ)に護られる

血のように馨しい朱に染まる唇
まるで鬼夜叉に愛された少女のよう 
誰もが言ったまるで命摘む鬼の姫と

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

鬼姫■

誰もが囁くあれは鬼の姫に違いないと

閲覧数:182

投稿日:2021/05/15 07:44:38

文字数:324文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました