青い顔した満月が音もなく世界睨む夜
薄暗がりの野良猫のようにうっそり歩いていた

飛び出した背中引き留められずに
行く場もないままでただ彷徨っていた

おいでおいで こちらの世界なら
悲しみなんて届かない
代わる代わる 手を伸ばした影は
君を引きづる 影法師に眠れ


あーららこーらら黒猫揃って円を描いて踊るよ
まるでこの世の中の終わりみたいだね
知らん顔したお星さま空だけ丸く照らしそれで終わり

項垂れた姿誰にも見られず
闇夜へ溶け込んで一つの影になる

かごめかごめ こちらの世界には
寂しさなんて来られない
回れ廻れ 新たな友達が
カイホウされる 影法師の中で


夜が明けたら誰かを呼ぶ声が
木霊しているあちらこちら側から
たった一晩の過ちで消えてった

歌は真夜中の太陽に乗り
攫ってったもう戻らない旅
呼び声が届かない場所へ誘う


おいでおいで こちらの世界なら
悲しみなんて届かない
代わる代わる 手を伸ばした影は
君を引きづる 影法師に眠れ

かごめかごめ こちらの世界には
寂しさなんて来られない
回れ廻れ 新たな友達が
カイホウされる 影法師の中で



【よみ】
あおいかおしたまんげつがおともなくせかいにらむよる
うすくらがりののらねこのようにうっそりあるいていた

とびだしたせなかひきとめられずに
いくばもないままでたださまよっていた

おいでおいで こちらのせかいなら
かなしみなんてとどかない
かわるがわる てをのばしたかげは
きみをひきづるかげぼうしにねむれ


あーららこーららくろねこそろってえんをえがいておどるよ
まるでこのよのなかのおわりみたいだね
しらんかおしたおほしさまそらだけまるくてらしそれでおわり

うなだれたすがただれにもみられず
やみよへとけこんでひとつのかげになる

かごめかごめ こちらのせかいには
さびしさなんてこられない
まわれまわれ あらたなともだちが
かいほうされるかげぼうしのなかで


よるがあけたらだれかをよぶこえが
こだましているあちらこちらがわから
たったひとばんのあやまちできえてった

うたはまよなかのたいようにのり
さらってったもうもどらないたび
よびごえがとどかないばしょへいざなう


おいでおいで こちらのせかいなら
かなしみなんてとどかない
かわるがわる てをのばしたかげは
きみをひきづるかげぼうしにねむれ

かごめかごめ こちらのせかいには
さびしさなんてこられない
まわれまわれ あらたなともだちが
かいほうされるかげぼうしのなかで

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影法師■

一夜の過ちは人を失うには長い

閲覧数:309

投稿日:2021/02/21 23:13:29

文字数:1,068文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • malka

    malka

    使わせてもらいました

    この作品を使わせていただきました。
    ありがとうございました!


    https://piapro.jp/t/kBCH

    2022/11/22 10:11:44

    • ねこぽぽ

      ねこぽぽ

      改めましてご報告頂きありがとうございます。使用していただきとても幸いです!

      2022/11/25 15:29:30

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