紅く燃える鬼灯の明かり頬を染めて
落つる涙 秘そませし 愁いの鬼よ
焔灯す指先で 弧を描き想う
闇に迷う妖の真の言ノ葉を

舞い散る花弁集めては
ほの香薫る 風に泳ぐ
遠き面影


凍る刻に閉じ込めた温かな眼差し
契約交わし永久に生き 冥府へ誘う
餓える血潮宿されし 心捉えては
闇に潜む妖の還らぬ灯火よ

紅涙翳る月明かり
焔燃ゆる 闇に隠す
金色の瞳よ


変わらぬ姿で彷徨い
常世求め 一人歩く
孤独を背負い

今宵も夢魔に堕ちてゆく現世の狭間で
闇に潜む 永久に醒めぬ
妖の夜

闇に潜む 永久に醒めぬ
妖の夜

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あかくもえるほおずきのあかりほほをそめて
おつるなみだ ひそませし うれいのおによ
ほむらともすゆびさきで こをえがきおもう
やみにまようあやかしのまことのことのはを

まいちるかべんあつめては
ほのかかおる かぜにおよぐ
とおきおもかげ


こおるときにとじこめたあたたかなまなざし
ちぎりかわし とわにいき めいふへいざなう
うえるちしおやどされし こころとらえては
やみにひそむあやかしのかえらぬともしびよ

こうるいかげるつきあかり
ほむらもゆる やみにかくす
こんじきのめよ


かわらぬすがたでさまよい
とこよもとめ ひとりあるく
こどくをせおい


こよいもむまにおちてゆくげんせのはざまで
やみにひそむ とわにさめぬ
あやかしのよる

やみにひそむ とわにさめぬ
あやかしのよる

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紅に染めたるは妖の夜

http://piapro.jp/t/H0mw
けんたん☓きゅおんさんとのコラボ作品です!

和風な歌詞を今回初めて書かせて頂きました(*´ω`*)

閲覧数:324

投稿日:2015/01/31 00:47:13

文字数:703文字

カテゴリ:歌詞

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