目が覚めたビルの中 埃にまみれた部屋の中
空気が悪い 口の中 蛇口の水で洗い流す
眠る前の記憶では 怪談噺を試そうと
誰もいないビルの中 洗面台の前に立って

鏡の前 タットワの様 三度ののちに触れると

そのまま僕は鏡の中 どうやら噂は本当らしいよ
元の世界にさよならバイバイ 寝て覚めたら別乾坤

ちょっとおかしなこの世界 歩き回ってみたけれど
所変われども親切な振る舞いは何処でもあるもので
「どうしたんだい、人間さん?こんなとこに迷い込んで
興味関心が昂ぶってここまで遊びに来たのかい?

これから言うことだけは頭の中に刻み込んで
それさえ守れば奴らに喰われず君は家に帰れるからね
1.夕暮れが始まる前には元居た場所に君は帰りなさい
2.この世界で飲食はだめ、元に戻れなくなるからね」

奴らは恐怖を喰らうらしいよ 夜は外を歩けないね
みんな暗がりは怖いでしょう?早く家に帰らなくちゃ

駆け回って やっと戻る ビルで元の木阿弥

それじゃ呪文を唱えようぜ 洗面台の鏡の前で
暗い世界にさよならバイバイ 三度唱えて鏡の外
変わらず僕は鏡の中 どうした?噂は本当なのに
「そういや君は蛇口の前で 水を口に含んだよな」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Perished Tapir

閲覧数:178

投稿日:2022/02/06 08:16:50

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

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