曝した本音は届かない
どうせあなたに届くはずがないの
この窮屈な窓の向こうであなたが白く染められるのを見てるだけ
一方的な愛情が嫌いで
でも近くに居るのは好きで
だから街灯の蒼い光を掻いて
私を塗り潰してるの

手の届くようなこの距離が
今も埋められずにいるの
空へ連れ去ってくれたら、と
あの日 上弦の月に願ってた

あなたの声が陰るほどに
太陽が疎ましくなるの
夜空に留める口実を
次の夜明けまでずっと探してる

朔月の夜に友達面して
白紙の予定を読み飛ばす
ただあの月明りを享受するだけの人にはなりたくないの
だからお願い
次の満月の夜にもう一回だけ会いましょう?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

月には一生届かない

東北ずん子オリジナル曲
「月には一生届かない」の歌詞です。

閲覧数:72

投稿日:2022/07/16 22:01:52

文字数:285文字

カテゴリ:歌詞

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