真っ暗なその朝に私は眠っては
真っ黒なこの夜に目を開くの


記憶を蝕んで妖し気な火が灯る
忘れられた筈の灰色の感情が

譲れない激情と 許したい綻びで
同じくらい苦しい 産声をあげる

刃の上に置かれた 血の滴る心臓が
あなたへの杭を除き
想いを取り戻そうとしてるよ


あの夜に産まれた私の小さな芽
育ちきる手前の綺麗な色をしていた

饒舌な裏切りと 沈黙の正直を
知る今の私さえ あなたを求める

机の上散らばった 私と言う名の欠片
あなたへの悔いばかりを
呪いの様に繰り返してるの


今 願ったことはもう一度だけ 
あの時のよう綺麗な私として

差し出すあなたの手 この手添えて
ワルツを踊りたい 夜が終わるまで 

刃の上に置かれた 血の滴る心臓が
あなたへの杭を除き
想いを取り戻そうとして

机の上散らばった 私と言う名の欠片
あなたへの悔いばかりを
呪いの様に繰り返してるの

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

心の杭

塞いで見て見ぬふりをしていた心の頸木が外れる

【ヴァンパイアの女性がヴァンパイアハンターに恋をした、
というイメージで書きました。】

閲覧数:233

投稿日:2020/10/24 16:01:55

文字数:396文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました