愛は降り頻る事はなく 孤独の淵で素知らぬ顔
お菓子のガムボールが笑う チョコレートの鳥が手を握ってくれる
ねえ、大丈夫 きっと大丈夫 おかしな僕らは
ひとりぼっち でも、寂しくない
ブラウン管の向こうで作劇が涙を拭いてくれる
そうだ 銀河に願いを、とか言ってみない?

書いた小説は誰かの物真似みたい でも傑作と言い張りたい
ごらん 君しか覚えてないとしても
君だけは覚えている それは素敵な事だよ
はじまりは拙い 終わりはいつもすぐ傍に
君は続けてきた そういう事
そこから先はもう好きな言葉次第
銀河に願いを そういう事
銀河に願い事 僕は馬鹿にしない

賢治は綺麗な物語を描き切った
賢治は僕の好きな言葉を描く
賢治は泣き腫らした瞳を見る
賢治は綺麗な物語を描き切ったのだ

帰らぬイメージは桃源郷 夏の日の夕景 橙
二十四色の褪せぬ過去の向こう岸で
今日を寝過ごすかもね

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ガムボールと賢治の日々

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投稿日:2024/03/22 13:56:16

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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