窓辺に佇むよ小さな飾り
倒しても起き上がる不思議な小法師

城の赤い屋根 青空に映えた
そんな日の土産物 不思議な小法師

七転び八起き 傷つき倒れて立ち上がる人
明日を目指して また歩むことは願いなのかな

傷ついて立ちすくむ 暗闇で泣きじゃくる
苦しさに負けるのは恥ずかしいことじゃない
人は「常には」強くはないのだから

冬はやがて過ぎ去り 花開く時が来て
悲しみは消えずとも 僕らまた歩き出し
いつか君と二人 笑い逢えたらいいよね


銀色に光る飛行機が飛んだ
あの夜に何もかも炎と消えた

砲弾の雨が城に降り注ぎ
焼け跡で人々はもがき続けた

七転び八起き 変わりつづけてくこの街のなか
明日を信じて立ち上がることが願いだったろう

傷ついて捨てられて 暗闇でうずくまる
理不尽で苦しくて切なくて何もかも
捨てて逃げて終わりにしたくなるけど

野分(のわけ)が過ぎた朝に 青空は甦る
傷痕は消えずとも そこで生まれた僕と
懐かしい話で 笑い逢えたらいいよね


戦が遠く去って 産み落とされた僕ら
過去から続く未来 闇から光求め
人はこの世界を変えていくのだろう

夏の日差しのなかで 陽炎揺らめく道
転んでも倒れても この街と歩き出す
いつか君と二人 笑い逢える日のために

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【氷山キヨテル】 倒れても、その先へ

変わり続けるこの街で、僕たちは生きていく。
数々の災いを乗り越え、受け継がれてきた街の息吹。
何度傷つき倒れても、立ち上がり前へ進むのが
人の意志なのだから。

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投稿日:2017/03/26 23:52:08

文字数:542文字

カテゴリ:歌詞

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