「双子ってね、"二人"で"一つ"なの」


私と僕は二人で一つ
何でも二人で分け合った
僕と私は二人で一人
何時でも二人は一緒なの


何時も何処でもどんな時も


僕と私は一人で二つ
何時でも二人は一緒なの
私と僕は二人で一人
何時でも二人は一緒なの


双眸射抜いた空の果て
私は僕は ただ呟く


「双子ってね、"一人"で"二つ"なの」


私は君で君は僕で
僕は君で君は私で

どっちがどっち どっちが本物?
どっちも本物どっちも"自分"

私は君を知らなくて
僕は君を知らなくて
私は君を知っていて
僕は君を知っている


「双子ってね、表裏一体なんだから」


振舞うことに慣れていき
私は僕を失って
僕は私を失った

ねぇねぇ私は僕は誰なのだろう
僕は、私はどっちなの?

あぁどちらでも関係ない
だって、私も僕も"自分"だから


双眸伏せた闇の中
双子の片割れ呟いた


「ねぇ、どっちだと思う?」


二人で一つ 一人で二つ
表裏一体 私は僕





"死した双子の片割れさ"

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

フラグメント

リンとレンの双子設定は大いに好きですが、二重人格だとかいう設定でも大いに個人的には有りだと思っています。
こんな詩ですが、よければ有効活用してやってください^^

ちなみにフラグメントは、片割れという意味ですよ。

閲覧数:160

投稿日:2008/07/02 22:48:45

文字数:449文字

カテゴリ:その他

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