あなたは わたしの 影を拾い
その脆い腕に抱いてみせ
玩具のように 愛撫する

『私が愛したのは まるで
 この人形(ヒトガタ)のような 君だ』

それは 哀愁さえあまりある
愛惜を淡くのせた 声

あなたの膝にうなだれた闇の
輪郭をただ なぞるだけで
わたしは暗い痛みに 狂う

『私が愛したのは まるで
 この君に似た 人形(ヒトガタ)だ』

それは 愛執さえありあまる
哀惜が深く香る 声

格調揺らす木目に座り
わたしは絶世の笑みをもって
月を浮かべた 窓辺を見やる

『わたしが恋したのも まるで
   その幻想のような あなた』
 
これは 断末の声を模すような
惜別を苦く溶かす 声

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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影縫い

僕の中ではゴシックでアンティークイメージです。
ミクが薔薇乙女みたいな格好してたらドツボですね←

閲覧数:50

投稿日:2010/02/16 01:31:34

文字数:299文字

カテゴリ:歌詞

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