わがままを承知で最後に一つ
どうか付き合ってくれないか
誰もが臨めるわけじゃない
高みを指しての挑戦に

君は僕らのいないところで
僕らは君のいないところで
これからは重なり合わない物語を
それぞれに紡いでいくから
その前に今の僕らが辿り着ける
最高峰へ駆け上がっておきたいんだ

君と共に打ち立てた記録だと
揺るぐことなき確かな事実を
餞として贈らせておくれ


引き止めやしない 君は君のもの
どうか振り向かず行ってくれ
寂しくないとは言わないが
連れ立つだけが友じゃない

一人で歩む新たな道に
幸多かれと祈っているよ
君だけのための華々しい見送りは
きっと望まないだろうから
みんなのために輝かしい栄光を
その一員としてその名が並ぶように

君と共に成し遂げた偉業だと
誇らかに刻みつけた歴史を
餞として受け取っておくれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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投稿日:2020/07/05 21:08:03

文字数:364文字

カテゴリ:歌詞

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