こんな夜更けに ひとり飛び出す
準備はふたつ猫と時計
歯車の中 巻かれるままに
竦んでいても 埒が明かない

今夜また君はあの
古い望遠鏡を抱えて
高台へ上るんだ
寂しげな顔して

星と追いかけ合いながら
胸に抱いた 猫と初恋
何度目かの勇気出して
君を見つけ出す


流星群が 頭上を回る
迷惑そうな猫の欠伸

ちょっとだけ我慢して
この恋を見届けておくれよ
宇宙一重大な
未来を越えるから

ほうき星が落ちるように
君の髪が 風にたなびく
丁度零時の星の丘で
再び出会った


たった一度のはずの夜が
何度目かの 夜に重なる
星へ変わる君の腕を
掴み取るため


たったひとりの君のために
繰り返すよ 今日と初恋
猫が鳴いて振り向く君
ぎゅっと抱き止める

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猫とスターダスト

永遠に近いスターダストをはみ出して
僕はいくよ君の元へ何度でも

星に祝福されたのは彼女か彼か

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投稿日:2021/05/13 00:34:10

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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