四月の終わりに 空を見ていた
一人だった僕の 隣に
いつの間にか 君は立ってた
同じ空を 見上げて

綺麗な笑顔の裏
涙のあとが 見えた気がしたんだ
だから君と 約束しよう
たとえ 叶わなくても

この坂道を ともに行こう
遠い未来 これからを 紡ぎ合うために
怖がる君の 震える手を
繋いで 歩こう


夕暮れに染まる 君の横顔
眩しすぎて 目を逸らした
そよ風の中に 零れた声
「どうして空は巡るの?」

気が付いたら 僕が
君の道を 遮っていたんだね
だからもうすぐ お別れの時間だ
たとえ 望まなくても

二人で結んだ言の葉は
今までも これからも 宝物だから
この想いは 胸にしまおう
いつまでも 僕だけの


星空の架かる夜に 「じゃあ また明日」
君は少し 俯いて あの時の笑顔で…

もしかして君は 気付いていたのかな
繋いだ手いつまでも 離そうとしなかったんだ
最初から 嘘ついて 決めていたんだ それなのに
その手が振り払えなくて

君と二人過ごした日々も 君と二人描いた未来も
全部 忘れてしまうんだね
けれど 二人眺めた坂道 茜空へのこの想いを
僕は忘れないから
いつかまたこの場所で会おうね
きっと いつか...

二人が紡ぐ最後のときは
いつまでも いつまでも 手を振りあったね
言えずにいた この想いは
いつの日か 君に届けるから
今日も ここで 空に描くんだ
僕と君のメモリア

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

空と君のメモリア

閲覧数:163

投稿日:2018/10/23 17:14:36

文字数:605文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました