Alice in 霊脈♪の投稿作品一覧
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atelier
二つの影のお姫様 「とあるゲームを始めましょ。」
罪と罰が飛び交って アナタの後を追い掛けた
灯台守と目が合った 「壁の向こうはどうだろう?」
わざと灯りを灯すように 蝋燭の火を絶ち切って
「さぁ。」 茹だれ
「さぁ。」 刺され
「さぁ。」
アナタが言う、ワタシに言う 「何も知らずに...【オリジナル歌詞】atelier
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街路樹と雨乞い
いつかの約束を 「弾いたって祈りは無い。」
眩しい雨軸と その傘の胎動
裸の酌量を 諤々と「飾ってくれ。」
「蠢く、ふらりつく。」 賛美歌然として
アナタと二人 雨を受け
「踊っているの?」って 手を携えて
「なんでもしたい?」 花を手向け
そのアネモネは 「枯れたりしないの?」
「...【オリジナル歌詞】街路樹と雨乞い
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フレンチトースト
「お腹が空いた。」って火に掛けてやって それで水は飲まず「アナタのためだ。」って
綺麗に飾れない冷たい朝に 「今日も怠惰だ。」って言葉が茹だり茹だっていく
少し焦げた白い生地の色目にも 「アナタによく似合うな。」って嘯いて
床に落としたバターの匂いだって 「相変わらず飽和の中に住み...【オリジナル歌詞】フレンチトースト
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魔物でも食べたい
例えば今に 昨日に戻れるんだとして
それでアナタは笑顔で 「佇んでいられるんでしょうか?」
「なにも悲しむな。」 刹那は過ぎるからさ
「だからもう笑おうぜ?」 あったかい未来は無いから
焦げた木の葉が 檸檬と落ちる頃に
「どうしたい?」 「何か食べたいのかい?」
「あぁ、見付けたい...【オリジナル歌詞】魔物でも食べたい
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Mr.Lemonadeに花束と共にさよならを
不意にアルコールが薫ってきて、酸素を食らい育つ心根の 曰く「絞り出せる果実は無い。」、アナタに出す水も無い
初めには解ってたことなんだ、「でも今に馬は海に逃げるさ。」 涙腺も堪え兼ねては噎び泣く、ほら! 「エンリラステリラッダッダッダ。」
マディラ酒を被...【オリジナル歌詞】Mr.Lemonadeに花束と共にさよならを
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懐かしい林檎と大胎動
「赤く熟れたな。」ってあの娘が言った 「……って世界は変わらない。」
髪は靡いて街も外れて でも意味は無く
誰かの怒りに触れてやって 「また一つ。」片隅に
「それで良かったんだ。」林檎とシレネ 「……しがみ尽くせよ。」
何も変わらない この世界すら
「キミの祈りを待ってる。」
...【オリジナル歌詞】懐かしい林檎と大胎動
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聖女ジャンヌ・ダルク
「……あぁ。」なんて漏らした息も そんな何かも火の中
黒い肺と煙草も 「思い出。」、と淡い花
表情が無いと言われた 「なんてそれは嘘みたい。」
ワタシはコンロの中 「兎角美しければ……。」
隣人は毎夜喘ぎ 遠方からは鬨の声
「でも回れていいでしょう?」 怒りは疾うに枯れた
「ど...【オリジナル歌詞】聖女ジャンヌ・ダルク
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ブラックライトサテライト
「もう、眠くないよ。眠くないよ。」 朝日は嫋やかだろ
「あぁ、茹だりたいな。茹だりたいな。」 つまりは遍きたいんだ
「そう、攫えないぜ? 攫えないぜ?」 耳元で囁いて
「さぁ、何処へ行こうか? 何処へ行こうか?」 「意味が無くてもいいんだ。」、と
「なぁ、疲れるまで歩こうか...【オリジナル歌詞】ブラックライトサテライト
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アスペルガー症候群
また逃げた 「……訳は無いけれど。」
逃げた先トイレの壁 殴ってやり過ごせ
「本当に?」 「だから無いってば!」
そう言えず机叩く そんな日すら妄想
「ねぇこのままでいいの?」 「逃げるのは甘えだよ?」
「早く皆の所に 戻ってディベートしなよ。」
「何を怖がってるの?」 「煩い解...【オリジナル歌詞】アスペルガー症候群
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魔法の花
魔法の花 キミが決めた 「夜の帳が降りる頃まで。」
「承ル。」 風が強く オレ達を柔く撫でていく
猛り猛り 響く歌に キミの無性の祈りが朽ちる
フィルムを手に 「さぁ、どうしよう?」 これからの朝は考えず
「流離いでもしようか?」 「どの街を壊そうか?」
オレの誘いを下げて キミは苦笑うだ...【オリジナル歌詞】魔法の花
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Minerva
ある朝に目覚めれば また始まる「そんな日には……!」
そっと コーヒーでも淹れよう
吉日を感じては チョコを以って駄弁りながら
少し 冷めるのを待ってみて
「あぁ、何時も、何時ものように接して。」
「そう、バレない、バレないように隠せ。」
「さぁ、見せて、見せて、その手のカーネーショ...【オリジナル歌詞】Minerva
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悪魔的シンドローム
意味も無いやこの記録 「……本当に無いってば。」
毎晩営んでは 鴉の様に消えてった
まだ息が在っては 「旅人は何処へ行く?」
訳も解らず転げ 埃の雨を身に受けて
「アナタの 愛をボクにくれませんか?」
「悪魔の ための贄となるのです。」
「しがめよ トルソーを穿つ愛情を。」
「啜...【オリジナル歌詞】悪魔的シンドローム
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勇者の剣
夜空を跨ぐ星が一つ キラリと光り
それを見詰めた魔王が呟く 「……また挑むのか。」
「煩いだけのノベルはもう 読み終えたわ。」
何時までも子供のままじゃ いられないや
目が眩むようなアルバムに 息落とし
ただ春の夜の夢の如し 姿見ず
「自分の好きなように――、」 「その気が赴く儘に――、」...【オリジナル歌詞】勇者の剣
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新世壊秩序
灯りが拙い部屋でアナタが言う 「冬の日は指先が冷たいわ。」
何度瞑目を断ったか 「ワタシにはアナタが解らないわ。」
さざめきの中懶惰できないな 「煌めきは常に其処に在るものよ。」
「待って!梅花が同じ緋色だわ。」 如何してか暗澹たる気持ちで
また服へ嫋やかな世界樹 「それなら綻びの碧見付...【オリジナル歌詞】新世壊秩序
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ASMR
「ASMR!」
仲間達が 騒ぐ姿見えるのだが
オレらヘイト 稼ぐだけの者じゃないが
今に見てろ オレを怒らせたことをな
反省させてやるよ 「じゃあな。」
だからカリスマ性と協調性が オマエらに必要なモノだろう?
外見足して中身も足して 死ぬまで修理してやるつもりだ
耳を塞げ耳を塞げ
「富...【オリジナル歌詞】ASMR
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Phalaenopsis
挨拶すらもできないで現れて扉押さえ 憑依したての世界に「何の用があるのか?」
不完全な記憶に異常が診られたのか それとも酩酊か「リミッターは外れたか?」
片手に持つ水筒に映るのは完全に 「何処かで入れ違った?」ボク自身の影に見えて
外に見える景色にちゃんと見惚れていたのに ...【オリジナル歌詞】Phalaenopsis