タグ:夜
472件
錆びた光 窓を叩く
手招く指先は 白魚の
誰も居ない 影絵は廻る
観覧車は 軋みながら
あまねく 息継ぎ
声が聞こえる
囁き 惹かれて
夜空に 月の歯列 刻んで
冷たい傷を 滲ませる
朝は 二度と 訪れない...日向は夜の顔で咲く
sanomiku
月明かりさらさらと
時を刻む風は
遠い空の中へ
夏から冬へと
移り変わる頃に
誰かの足音を聞きながら
さようなら
愛する人
さようなら
明日また聴きましょう...また何時か会いましょう
木村和月
漆黒の夜霧を切り裂いて
駆け抜ける一台のmotor bike
流れる水銀燈 横目で追い越し 行(ゆ)けば
この街はまるで そう 流星流れる地上の宇宙(そら)
うごめく都市の吐息(いき) 喉を刺す排気ガス
冷たい夜気で肺を満たした
ひたすら遠くへと はやる熱いエンジン
何処へ行こうと定めるわけでもなく...夜更けのアンダードッグ
IO
もう何マイルかな
いつのまにか
分からないや
君は寝たかな
読みかけの本に
タイムスリップ
まるで、薬みたいに
君を思い「オヤスミ」聴くんだ。
Happiness is not a station you arrive at, but a manner of traveling
ah...h......good night you
hi
猫が鳴く 家の前で
誘うように『にゃお』と鳴く
歩く猫 後追いかけ
迷い込んだ「ココは何処?」
歩いても歩いても
同じ景色が広がる
「何処まで行くの?」
広がる暗闇 猫の鳴き声
深い深い闇へと誘う
進めば戻れないそこは迷路で...夜迷い猫
kirameki3
調子外れの手拍子
無邪気な瞳輝き
また誰か誘っては
不協和音を奏でる
空に向かって
歌を唄ってみるの
今日も明日も
同じ言葉で
黒を赤で染めて滲む世界
悪い夢さえ見させはしない...夜を恐れる魔物
月永遠
Wake me up
また朝が来て
Good night
夜を数える
Always
背中合わせに
Everything
時を刻んでく
Leave me
隠れて泣いたけど...世界を憂う君に、愛を
Dahliaminy
赤く輝く紅葉《もみじ》を見つめ
雪は今年も降ってきた
君と歩いた一年が過ぎ
雪は今年も降ってきた
覚えているかい?大雪の中
君に飛ばしたこの熱さ
あっという間に過ぎたようで
あっという間でなかったね...今年も雪が降ってくれた
橘 木竜
群青纏って ぼくは行こう
あの鉄線の向こうまで
柔らかく冷えた 夜気を吸って
あの鉄線の向こうまで
黎明の匂いがする
姿は今夜も見えはしない
湿気た睫毛 すり合わせて
泣けないわけじゃない
泣きたくはないだけさ
膨れる夜 羽織っていく...塵になる夜
吹憐
♪日本語版
あぁ…もういい
讃美歌は弾き飽きた
無常に待望は消えて
古文書に匂い立つ
地下の都市が
退廃の深くに誘う
日の落ちそうな現在から
日の落ち出す古代は見え
ブルーレイが映し出す...カッパドキア日本語・日本語訳版
橘 木竜
離れ離れになってしまった
魂の欠片を探してたの
刻(とき)の止まった夜の花園に
君は一人閉じ込められていた
原罪と慈愛の物語を紡いで
辿り着いた結末は永遠の冬
地上の太陽が爆発して
時計が止まったとしても それは君のせい?
空へ逃れた私は君を呼んでいる
“ひとりきりで舞うここは冷たくて怖いよ”...天ヲ照ラス鳥のフォークロア
IO
予言者の太陽が堕ちて
終わらない夜の幕開け
止まった刻(とき)の鳥籠の中に
一人 反響する声
この背にあった両の羽は
灰になって燃え落ちた
飛ぶことも唄うことも許されぬ僕は
閉じ込められた闇に震えている
書き終えた結末(エピローグ)は 本当に正しかったのか?
涙が凍み込んでいく 冷たい裸の肌...月読と籠鳥のロンド
IO
めぐりめぐる とりどりの彩
煌く星は ただ淡々と
深く冴えた あいの夜空に
瞬き流れ 声もあげない
はらりはらはら 白片の舞う
青の満月 涙と共に
波は凪いで 風は鳴いて
こぼれ落ちた かえらぬ雫
ゆらめくものは 強く胸を刺し
ただただ痕を 晒し微笑うだけ...アイソメヨゾラ
七詞
暗い部屋に色が戻り
起きて窓を開け放てば
はやる音と外を走り
いつもの日は始まる
ほら
輝いた稲穂の先に
見慣れた顔があり
頼りない肩を...渡り、駆けて、踊らせて
橘 木竜
朝の生まれた匂いを
溜めて溜めて知らせる
風に鳴らされ若葉の
山は放たれた
愛の浮かんだ光を
讃《たた》え讃え流れる
川へ浸った心に
風は舞い降りた
風は撫でて 川は笑い...ヒーリング系に使えそうな歌詞
橘 木竜
くりかえす 考え事
お薬 飲んでも 眠れない夜
お月さまの裏には うさぎいっぱい住んでます
メールを 無視するのは
嫌いになりたいから
冷たく しているのは
嫌われたいから
くりかえす 考え事
お薬 飲んでも 眠れない夜
冷たい風がゆらゆらと 自己満足の涙を拭う...RE
リボン運動
たった今 小雨が降り頻る中 何とか無事に 自宅に辿り着きました。
外出する時に傘を一緒に連れていってあげなかったから きっと
ちょこっとだけ 「罰」 (ばち) が当たったのでしょう。
処で本日は 2011年 10月 09日で 「遠くの日」 と言うことで
何か 「遠く」 に関係のある作品をと思案して...Midnight red light の裏話
zexis_09
冬の雨が降る
冷たい雫が
時間と記憶を
歪め零ちていく
寒い夜が来る
凍えた指先
温めた手はもう
遠く…
「強がりな僕は
君の声が...【KAIKO・KAITO】冬の雨が降る夜は【習作的な歌詞】
m_miyako
夜が更け 秋も深けて 独り夜空を見上げたら そこにあるのは 半月なり
秋が深まり夜も更けて 序でに年も老けました ?
zexis_09
愛でた 「お月様」 がもし、何時もの 「形」 と違っていたら
貴方なら如何されますか ?
今夜も秋が 深 (ふ) けていく
夜更かししながら ふと思い
焼き芋を 焼きながら
ゆっくりと時間が 移りゆく様を
愉 (たの) しんで
何時の間にやら 夢の中
夜空を見上げると トライアングル...焼き芋が焼けたよ さぁ召し上がれ (仮題)
zexis_09
それは目が覚めるほどの鮮やかな空
白黒の五線紙に 色を塗る
線の間 四つ埋めて
あと三つ 足りなくて
重く濁る 雨降り夜空
雨音集めて 水玉乗せて
ぽたぽた零れる 七色に
ほのかにともる 月の灯り
高い高い 空の上 その向こう
それは目が覚めるほどの鮮やかな彩...rainbow
七詞
「あーぁ、シチュエーションだけは完璧なのにな」
しんと静まった深夜。
頭上には無数の星々。
買ってくれた缶コーヒーはすっかり冷たくて。
あたしと君はふたり、ベンチに並んで腰かけている。
さっきからの沈黙に耐えかねて、あたしは一人ごちた。
隣の男にもちゃんと聞こえるように。
「……ごめん」
低く、呟か...SSS そのいち 「星空の下で」
りにょ
十六夜の空を鳥がゆく
銀の翼を伸べて
黒い森の上ヒカリの中、飛ぶことを許して、ねえ
眠りを邪魔しないから
甘くたゆたう月影で
開く露草の花はおくれた者のため?
夜風に吹かれながら、白い丘で
ひとり待っているの
夜光虫が思い出を侵してゆく
何もかもが眠る世界の中で...月夜の飛行車
IO
世界を裂くよ 一陣の光
人工(ひと)の光 嘲笑うように
一緒に歩幅そろえて、なんて
あまりに酷い話です
僕は僕の道を行く、なんて
ありきたりだと笑いますか?
人が崇める光になりたいんじゃない
自由に自分を描いてみたいだけなんです
世界を裂くよ 一陣の光
人工(ひと)の光 嘲笑うように...流れ星
紅玉
cocktail
夕日陰る空 月が顔出すの
風が頬なでて 火照り鎮めてゆく
絡み合う糸ほどき
時計は逆戻り、もう信じない
重なった時間軸、永遠にループ
朱(あか)と蒼(あお)の境界線
グラスの中融けあってく
雫を溢すの(こぼ)
月が上った空 星は輝かずに...cocktail
CHica
【一夜桜】 -hitoyozakura-
桜舞い散る薄紅(くれない)の 夜に儚くひらり 夢一夜(ひとよ)
[壱]
綿菓子狐面の 子供達駆けてゆく背を
見送り流れて行く 先の祭囃子
色とりどり提灯 ゆらり踊る川面見つけて
ひやり隙間気づく あ(ー)あ 何かが足りぬと
春花(はるはな)香る 風葉を揺らし...【一夜桜】 ※UTAU歌詞募集用
夜来鳥
金色の刻(とき)の円環のさいはてで
その淵には水が満たされていた。
刹那は永遠へとすり替わって
世界の始まりはきっと、
ふとしたことだった。
ふくよかな彩(いろ)と香りの中で
黒土と露にまみれて
月光と星影に照らされて眠るあなたの、
その寝顔、見つめて
愛しきあなたがあるように祈りましょう。...久遠の花
IO
あの水泡がはぜるまでに
十数えられたら
明日は晴れる
この珈琲が冷める間
本を読みきれたら
飴を食べよう
ささやかなまじないを
夜毎かける
あの秒針がまわる間
息を止められたら...(((non title)))
吹憐
深夜前の 路地裏を
グラスに惹かれて 彷徨った
ネオン照らす アスファルト
魅惑する街
白熱灯 傘の下
振らすカクテル シンコペーション
そっと挿した ライム汁
零れる雫
通す光を
透き通して...タイトル未定
Sinnet
風が啼く
月が空を泳ぐ。
暁が鳴りをひそめて、甘い歌が世界を染め変えていく――――
青嵐に包まれて
無数のヒカリが咲き乱れるこの場所で、
おやすみ。
大河の真ん中で、浮かぶ丘の上でひとり照らされて
そよぐ草の香に、包まれている。
流れる水の音はさながら竪琴のように
空っぽなこの身を抜けて...彼の夢花園(ドリーム・ガーデン)
IO