まつりかと読みます。ピアノとボカロで音楽を作ります。聴いてくださるととても嬉しいです。 コメント、チャンネル登録、フォロー諸々いただけるととてもとても嬉しいです。
プロフィールを見る投稿作品35作品
もっと見る-
枯木立
雪が滲む
代わり栄えもなく
目を閉じて
心のなか
映るものを探しても
何も思い浮かばなくて
目を開けて
見えないまま
落ちて空の重さ...真綿のようでありました / 初音ミク mtrika
-
花見月 / mtrika(off vocal)
-
花見月 / 初音ミク mtrika
-
どれくらい寝ていたんだろう
目を開いてここが夢の中だと気づいた
歩いてみる、ふわり
身体が軽くて
まるで月にいるみたい
このまま歩き続けたなら
ずっと回り続けたなら
いつか地球には新月の夜が来て
そのうち歩き疲れたなら
どうか空を見上げて思って...花見月 / mtrika
-
昨日の私が見えなくなったと言ったならば
明日のあなたは驚くだろうか
あなたの前の広い、広い白い時間を
どうか彩りで埋めていって。
未来のあなたに透かしてみる自分の姿に
人間の傲慢を感じた
忘れてもいいよ
その都度組み直せばいい、生きるとか
感情とか全部そうでしょう
いつか思い出すことも忘れたとき...十五夜 / mtrika
-
十五夜 / mtrika (off vocal)
-
十五夜 / 初音ミク mtrika
-
峠道、分水嶺を越えて
あなたはあの街を去ろう
列車のストーヴは暖かくて身体ごと溶け出す
月の小ささに不意に遠くへ来たんだと思う
最終列車の尾灯が沈む
窓辺に揺らいだ反射光と
あなたは微睡む
未だ小さな教え子のように
ただ夢を見ている
ほんの小さな夢を見ている...群雨と時鳥 / mtrika
-
群雨と時鳥 / mtrika(off vocal)
-
群雨と時鳥 / 初音ミク mtrika
-
散らかったがらくた塗れの部屋
楽譜が老いて在る
心だけ、
何も対象がないからさ
残響が無重力を揺らぐ
扉のない埃塗れの部屋の
埃のない部屋の片隅に
はら、花乾いてひらり
手のひらに載せて
吹かせてみても...花束、カンタービレ
-
花束、カンタービレ / mtrika(off vocal)
-
書斎の幸福論 /初音ミク mtrika(off vocal)
-
書斎の幸福論
もしも、世界が大きな一枚の
風景画になったなら
君も、僕も、その他のあらゆる三人称もいない
もう、誰もいらないんだよ
いつからかずっと思い出を食べている
他には何にも喉を通りそうもないんだ
一年が何日か憶えてもいないが
それくらい生きていけるだろう
落ちていくだけで何にもないんだ...書斎の幸福論 /初音ミク mtrika
-
五番目の季節 / mtrika(off vocal)
-
五番目の季節 / mtrika