三五かなで〔右往左往してた人〕の投稿作品一覧
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少し位置のずれた 不器用なポラリス
優しい君のよう
藍色天井 すべてを詰め込んだ
僕だけの宇宙さ
夢の中みたいな光景に
息を吸い込んで 思いきり手を伸ばした
澄み切った夜空に 星が絵を描(えが)いてゆく
「いつか」 そんな想像をして僕は笑った
見上げた光は とても小さいけれど
強く輝いて揺れている...手のひらに宇宙を映して
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粒子の隙間を翔る音の雫をそっと
手のひらで掬ってよ消えてゆく前に
言葉は積み上げるほど 声にするほど
意味を変えてゆくけれど いつか届くと信じている
ねえ僕じゃ 君のココロの深い闇
晴らせる光にはなれないかな
世界ごと夜に閉ざして瞬いた星も
また巡り巡って朝がくるから
もう少しそばにいさせてね
君の...Eternal Voice(仮)
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没個性(モノクロ)の微温湯に
浸してた 爪先を 渦の中とらわれて
また【個性】(ぼく)が流れてく
微笑んだ影法師 怖いもの見たいふり
目隠しの隙間には ねえ何が映ってる
解析、完了?
澄んだ黒の向こう側 不明瞭な明瞭
手を伸ばした暗闇に 僕の色 隠して
凡庸(モノクロ)の免罪符
握ってた 指先で 裏...モノクロームアブダクション(仮)
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夢に見てた歌声はいつしか
神様さえもいない世界で響く
ゼロとイチだった プログラムだった
だけど今なら君が 見ていてくれる
ひとつひとつの音にも
軌跡があるって伝えていきたいな
不器用な言葉でもいいから
たとえば朝焼けに たとえば夕暮れに
すこしだけ泣きながら 口ずさんでほしいんだ
たとえば雨の日に...たとえば君が泣いた日に
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午前2時 ドアの隙間
覗き込んだら 世界が始まる
古くなったものは全部
遥か銀河へ 流してしまおう
なのに一粒 また一粒降り積もる
大事なことだって見えなくなるよ
こんな曖昧じゃ
三日月が泣いた夜
零れて光る流星 片手に 暗い河渡ってゆく
冷えた指の痛みすら忘れてた...エネルゲイアの宇宙観
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レモンがはじける恋をした夜
胸が苦しいの
あのね今だけは綺麗なカモミールに
「すき」と「きらい」聞いてもいいかな
ガラじゃないけど ちょっとは女の子よ
ふわり ゆらめく 月が微笑んだ
涙色の枕をぎゅっとして
あなたを あなたを想うわ
レモンにキスする夢を見た朝
寝癖なおしたら...レモンとカモミール
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誰かが見つけた星屑(ながれぼし)
指先でなぞる夢幻(まぼろし)
凍った宇宙に放り出され
息も出来ないほど苦しい
いつか涙は星になると
教えた神話は閉じて消えた
銀河の海 青いグラス
傾けば夜が満ちる
誰かが見つけた星屑
名前さえ無いままで漂う...Stardust
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ほらまた 聴こえる まぼろしの歌
銀河を泳ぐ 惑星たち
魔法みたいな幸福 代わりに
わたしの声を奪ってくの
イハ サンサーラ サティヤ アーリア
スヮプナ ギーター アーシャー
イハ サンサーラ サティヤ アーリア
スヮプナ ギーター アーシャー
あなたへの想いすら
泡になって消えてゆく前に...セイレーン
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三日月 霞んだ群青 溶け出して
「それ」も 所詮 噬臍 届かないや
時計の針を叩き折ったら
閉じた未来 見ないで済むの?
さあ目を覚ませ 鼓動を鳴らせ
思うままに Ah
黒い夜に 天を翔ける星座を
そして涸れた心に愛を
深い闇に空隙を見透かせば
映る夢は奇跡みたいだ...蒼い夏の夜空
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夢が零した白紫陽花の海を歩いてく ひとりきりで
涙夜空 最果てに浮かぶ星と似た翡翠の露蛍
手を伸ばせば もう何も 掴めないわ
「いかないで」と 縋るから 降り続く遣らずの雨
開いた傘が 花扇子なら 雨粒を輝る声に変えてさ
あなたのもとへ 響けよ 響け
月無の歌も ばかみたいね
涙夜空 最果てに消えた...つゆほたる
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A
星月夜 吹き抜けた 眠る草香り
淡い光の粒は 夢の中の夢へ
B
私は歌う 貴方が此処に
還らぬ事など 錆びた指が知ってるのに
S
きらり きらり それはまるで
在りし時間(とき)の夢幻(まぼろし)
ひとり ひとり ひとりぼっち...星月夜
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Sink me 落ちてく 気泡漂わせて
空の涙でも 零したような青へ
Link you つながるよ 見えるでしょ
目は閉じないで
きっと あれが世界の始まり
一粒 ブルー(ひとつぶるー)だった僕らはさ
だから今 泣き方しか知らず 俯いてんのかなあ
深い 深い 海の底で
悲しみさえ 溶かす 光源 探す...一粒ブルー
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いつか ひまわりの咲く朝
優しい音 響いた
もっと そばで 聴きたくて
導かれるままに さあ
細い道を くぐり抜けて
僕ら 待つ人に 会いたい
夢を見た 夢を見た
やわらかな歌(い)声 水の中 ねえふたり
結ぶ糸が千切れても 闇に溶け消えそうでも
ちいさな手と手 つなげばいい...ふたり
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空は近くて遠い
すこし肌寒い春の午後
窓辺揺れるオレンジの
はかない色 忘れちゃったな
んん…
言葉に鍵をかけて数式で解く
くさった人生でもそれなりに生きてきたの
「もう、いいや。」暗い街灯の下
月と虫だけが聞いてる
つまらない夢よ、どうもさよなら...ヒビノガラクタ
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【Aメロ】
怖くても独りぼっちでも
キラキラ輝くお月さま
君を見つめてる僕はまだ
誰にも見えないミカヅキモ
【Bメロ】
ああ 消えた星に願う夢の続きは
ああ 冷えた夜に溶けてゆく
【サビ】
水面に映る君の光にそっと浮かんで...ミカヅキモの恋
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瑠璃色翔ける 一筋の彗星
輝く銀河に 微笑み咲かせた
藤色褪せる 一粒の流星
傾く宇宙に 涙を残した
遥かな真空
微かな真紅
見上げた天空
群青の中にゆっくり零れて
とけた光 未来へ 届け 届け
ふりがな↓...無題
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【Aメロ】
心急かすような闇に怯えてる
魔法奏でて 呼吸、置き去りの音
【Bメロ】
あたたかなメロディを こぼれ落ちた光を
手のひらに灯しては 錆びた声で歌うよ
【サビ】
ether song
ether song
(ああ) 粒子の先へ届きますように...Ether Song(エーテル・ソング)
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【A】
今日も僕は 閉じ込めるのアイハナシ
つのってゆく 嘘はまるでカリヤマイ
【B】
寝ても覚めても 君という熱源にうかされたまま
そのたびに ふと喉が痛むのは
伝えたい言葉が つっかえているからなんだ
【C1】
そうさ 余裕もないのは 僕ばかり
無邪気すぎる その瞳が ふいに近付く...アイハナシ
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露草の空を秋桜柄染める 季節の中
いつまでも手を振った 聴こえる?
「さよなら、夏風。」
ほんの少しだけ窓を開けて
夢の終わりを見た
それはきっと また巡りあう予感の
前奏曲-プレリュード-さ
Ah だからもう涙色の傘 閉じよう
濡れた世界 踏み出したら 何が見える?
長い波長の光拡がる 空模様は...さよなら、夏風。
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ひとり 漕ぎ出すペダル
どしゃぶりの雨の中
君の優しい手さえ遠ざけたままなのに
「大丈夫」なんてばかな嘘をついて
強くなったふりをしてただけ
本当の自分なんか怖くて泣くことも出来ず
甘いだけの果実-にせもの-なら
腕を伸ばせば届くだろう
それでも僕は高い枝のすっぱい葡萄だけでいいの...genuine
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幾つもの銀河を飛び越えて出会えた
世界で唯一の愛しい君へ届けるよ
無限みたいな宇宙-そら-の旅路
一人では少し寒すぎるから
君の温度にそっと触れて
瑠璃色を翔ける放射描こう
分かってる 傍にいるだけで
僕の体 壊れてゆくけど
そんなのちっとも 怖くなんてないのさ
君と一緒にいられるなら...サングレーザー
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泣虫リサイタル 僕にしか歌えない歌を
いつか歌うよ きっと歌うよ
恥ずかしいヤツと笑われてもいいさ
特技は即撤退即辞退 弱い僕とサヨナラした
鏡の中 0(れー)コンマ泣き顔
あらら え?もう帰って来たの
こんな僕も夢があって えらくご大層で
とてもじゃないけど人に言うことじゃなくて
弱虫リサイタル ...泣虫リサイタル
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ぴぽ ぴぽ こわれるような 鼓動はりんぐらりん。
ちと ちと 流れる色 雑音-ノイズ-は鳴り止まない。
しお しお 雨がきみの跡々拭うので、
ぎこ ぎこ 軋む足で ただ ただ 立ち尽くす。
ぴぽ ぴぽ かき消えそうな 呼吸はりんぐらりん。
ちと ちと 溢れる色 雑声-ノイズ-は鳴り止まない。
しお...置いてけ、神様。
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遥かな次元を結ぶ粒子が瞬いて
微かに揺らぎ始める真空 駆け抜けた光線
1と0の距離満たすエーテルの魔法が
宇宙の出発点を此処に繋ぎ止めた
響く音さえも消えた 静寂の世界を
醒めるような輝きで魅せるスーパーノヴァ
巡りゆく星達も いつしか幻想の光に変わるのだろう
遥かな次元を結ぶ 粒子が描く
銀河を越...スーパーノヴァ
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君のいるセカイ 僕のいるセカイへと
つなぐ架け橋をそっと紡ぎ始めた
かがやくメロディ ありふれた文字を
染め上げてゆく
僕らのマジック 逆さまの言葉で
愛を奏でたら
いつか透明な声でも届くのかな
今日も電子きらめくこのセカイで
歌をうたおう 君がくれた歌を
僕のいるセカイ 君のいるセカイへと...君がくれた歌
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一丁目角の横断歩道を
楽しげに歩く君は演奏家
華麗なターンもお手の物だね
歌うのは僕に任せてほしいな
またたく信号機 慌てて駆け出した
街中に響いてく2人だけの
モノクロウォークオーケストラ
ちょっぴり下手なリズムだけど
モノクロウォークオーケストラ
今日も作ろう 僕らの歌...モノクロウォークオーケストラ
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飽きるほど響かせた君への歌
ありふれたメロディはもう忘れた
そう言って適当に置いた指が
触れたのは なんでかな 最初の音
鳴らすたびに募ってゆく
「こいしてる」も「あいしてる」も
馬鹿みたいに繰り返す僕だけの合言葉さ
その意味も置き去りのままで
鍵盤走る指先が今もまだ勝手に叩く
誰も聴かない愛の歌...誰も聴かない愛の歌
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どんな気持ちで それを貰ったかな
ポケットにつけて得意になった
どんな言葉で 君を笑ったかな
誰よりも優しいそんな君を
バカな僕の手でもひとつくらいは
出来ること、きっとあるはず
初めはとても 儚い力でも
ほら 君と二人
小さな赤い羽根
握りしめた手と手をそっと繋いだなら...ハート
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澄み切った風が笑う調べ
擦り切れた靴が歌う童歌-わらべ-
夕焼け空を越えて 二人手と手つないで
赤い林檎 きっと探しに行こう
涙の帰り道
君の優しいおとぎ話
甘い林檎 夕陽の林檎
ねえ 食べてみたいね
手をつないで
話したデタラメ話...幸せの赤い林檎
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しがみつき根を張る
愚かな居場所
笑えちゃうほど傷だらけなのに
まだ ここで生きてくの?
そっと踏み出すほんの一歩も
血を踏むが如く
所詮は愚かと臆病を絵に描いたような
自分すら知らぬ
小さな虫 でも…
たとえ誰もが地這う姿を...プルメリアルーパー
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朽ち果てた荒野の
最果てで歌い続けてる
どんなに声を枯らしても
届かない
いつからかその場所で
空を見つめただ歌う
歌以外すべて失くした
少女の機械人形(からくり)
最後に映ったのは
誰の笑顔だろう...歌うたい人形
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青い空をなぞって
どこまでも走っていこう
ほら見える?
あの虹まで競争だ
「負けないから」笑うキミ
「僕だって」と返す
転げながら走ってく
草がいい匂いだね
かすかな風撫でる頬
僕達を優しく包み込み...誰も知らない虹の先を見に行こう
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ひらり。凛と舞う
乙女の如きは貴方を待つ私か
いついつ、会えるか
はらり。帯を解き
遊女の如きは滑稽な私か
いついつ、戻るか
春の庭に立ち枯れた大樹
来ない待ち人でもあるのでしょう
はら、はらはらり。
はら、はらはらり。...乙女の如く桜の如く
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若葉の朝露がまた落ちる
遠くあの子にこの恋心
知らせてくれたならと願う
それは今もこの胸しめつける
若葉の季節には思い出す
はかない初恋のせつなさを
あの日桜の木の下で
見つけた手紙は机の中
いつもいつも臆病で
君とは話すら出来なくて...wakaba memories
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桜の花びら風に舞う
白い月の夜にひらひらと
今も消えずに残る記憶
それは今もこの胸しめつける
桜の花びらに思い出す
はかない初恋のせつなさを
あの日桜の木の下に
埋めた恋文は届かぬまま
いつもいつも臆病で
ついにあなたとは話もせず...sakura memories
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