タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(5)
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世界を覆う色 僕を叩く雨
目をそらした罰なのかも
消えてった 流れてったのを
あの雲のせいだって言い訳したから
ねぇ 君に会いたい人 君が会いたい人
僕に教えてよ 全部忘れちゃう前に
いつもそこにいた影 もう一度
どこにでもある色 僕を守る傘
解ったフリしてたのかも
飛んでった 逃げていったのは...いつもそこにいた影
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聴いたことない音楽と広い部屋と
惹かれるものはいっぱいあった
探してたわけじゃないけど
染みひとつ無い絨毯に涙がこぼれた
透明なまま僕をさらった悪夢
雲の上に居座ったままで
綺麗だったのに嘘みたいに消えた
短い時 波にのまれて
偽物のアクアリウムと開放感
何かを隠す 濁った水に...豪華な悪夢
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楽しいような 違うような
笑えない毎日が続いてる
ドアが開けば 白い部屋に
傷だらけの力で夢を描きたい
ここでなら眠れます ありがとう
なんて逃げるように
ゆめをみる 幸せに選ばれるゆめを
夕暮れと怖い顔 熱い腕から
消えかけた跡が あいさつしてた
苦しいなんて バレたくない...ゆめみるこども
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そよぐ汐風 日陰からハロー
錆びた体じゃ もうわからないや
海を眺めて 羨ましいよ
ボクはあそこへ行けないからね
太陽を 浴びてみたくて
もがけばもがくほどに
色褪せて 折れそうになるよ
上を通り過ぎてく 夏の暮れたちに
心の中で手を振った
めくるめく眩しさも どこかへ泳いで...港町のポスト
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半径35メートル 大空を塞ぐように
ここは迷いの森の道しるべ 巨大時計の下
ぬるい風に揺れるのは 紙で出来たそのベゼル
脆い針と文字盤に ああ 手を伸ばす
下りてきたベゼル 刻まれた無数の名前に
融けていく指が 嫌がることもできなくて
叫んだ声すら 届かない迷いの森と
会ったらさよならをして 巨大時...迷いの森と巨大時計のベゼル