こぼれ落ちていく日々
僕らはなにを望んで
なにを捨てていくの
繋いだこの手だけは、離さないよう
強く握った
陽炎の中
ふと目に入る
ゆれてはねる君の背負うバック
目を逸らしたのは、きっと
アスファルトの照り返しのせいだね
つみあがった雲
見上げる君の横顔
見とれてまたそっぽむく僕
そんな日々が変わらずずっと続けって
隣に君がいればって
祈ることも無く、ただ信じた。

あの日の約束は色褪せずに
まるで並んだかき氷のシロップ
立ち尽くす君が笑って言った返答は
夜空に咲いた花の中
僕ら2人 繋いだ手を頼りに 惹かれあって
ハナサナイでと君はキレイに泣いた
痛いの痛いの飛んでいけ
むくれる君 願う永遠
溶けきったかき氷が 夏の終わりを知らせていた
満天の空と、君のくれた言葉が私の心を溶かす
君の信じた日々 それはとてもあたたかくて
私にはとても奪えそうもないよ
覚えてる?約束は2人の終焉
ただただ悲しい君のいる風景
立ち尽くした僕は
握ってたはずの手を開いてた
過ぎ去って行く日々を愛おしく思う度
君を遠くなってゆくよ
ハナサナイで響いてた声はもう溶けだして夏の彼方へと。
夏に降る雪
悲しみを覆い隠し、名をなくした君は冬へと
足早にかけてった
痛いの痛いの飛んで行け
君がかけた優しい魔法は
僕に痛みだけ残して空へ消えてった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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雪月夏

閲覧数:4,342

投稿日:2020/09/09 05:17:15

文字数:565文字

カテゴリ:歌詞

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