紅雫 滴る夜を 僕はゆらり彷徨う

紅雫 流れる滴を 僕は少し舐め取った



『ねぇお願い、僕だけを見て』



ひらりゆらり舞う紫紺の蝶 羽身を焼いて落ちてゆく
深く深く闇の奥に僕だけが見付けた真実のドア
いつか君に届けばいいと思った祈りを
諦めと運命が奪い取って行く
今ココにいるのは僕なのか君なのか
真実は闇の中で揺れる


紅雫 滴る夜に 僕はゆるり漂う

紅雫 流れる滴を 僕は体の中に浸した


くるりつらり移り変わる夜に 蛍は悲哀のまたたきを見せる
浅く浅く水面下で僕は鏡のような姿で出会う
いつの日か会えるだろうと思っていた君に
希望と絶望が溢れ出す
今存在しているのは僕なのか君なのか
分からなくても困りはしない


紅雫 滴る夜に 僕はくらり消える

紅雫 流れる滴を 僕はぐらり飲み干す



『ねぇ聞いて』



紅雫 滴る夜は 紫紺の月が浮き沈む

紅雫 流れる雫が 僕を陥れるまで

僕は君と共にいよう 君が言ってくれたから



『大好き』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

紅雫

狂気を孕んだ片割れに囚われ狂い、
いつしか片割れを愛していると錯覚してしまう…

真実なのか夢なのか自分なのか片割れなのか。

全てが分からなくなってしまう。

閲覧数:76

投稿日:2010/11/23 21:19:04

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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