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196件
自虐を広げたパノラマに
褪せたインクで描く理想
儚く脆く仄かに映る
乾いた瞳に優しく融ける
長所を詰め込んだ黒い箱は
哀しみで綺麗に包装されて
見えなくなって消えてゆく
霞んで全てが無に還る
何もかもが曖昧で...架空現実の永遠
霧雨 夜
強きは心 弱いは魂
厚く塗られた壁の向こう
見せぬ涙の其の裏側で
君は何を思いますか?
還らぬ過去に思い馳せて
見えぬ未来に夢褪せて
哀しみ辿る道を行く
恐怖の向こうに翳した刃
胸に突き立てれば流れる赤...嘲笑遊戯-チョウショウゲェム-
霧雨 夜
掴めぬ夢は褪せていって
小さくなって震える子猫を抱きかかえては
そのか弱さを知り得ぬだろう
暗闇の中で感じた痛みは
頬を伝って流れ落ちた涙のように
僕を引き裂いて堕ちていった
瞼の裏に映った優しさは今はもう唯の霧となって
僕の苦痛を逆撫でるばかり
此処に居る意味を消していく...冒涜スル世界
霧雨 夜
柔い白に溶け込む赤
刻んだものは消えずに残り
僕の心を戒める
自ら鎖で縛ってみても
抑える理性は乏しいもので
再び犯す過ちたちを
壊れかけの人形のように
明日を踊って過ごしましょ
狂って堕ちて真っ逆様...急性×××症候群
霧雨 夜
壊れたものは何ですか?
自ら手足を切断しても尚
貴方の涙は止まりませんか?
清らなるこの世を知ったのは何時のこと?
くすんでしまったのは何時のこと?
明日を見出せずに嘆き苦しみ
何度も何度も消し掛けた
幽かな希望の光は今はもう無いの?
生きる意味を知らなくて...生きてる証
霧雨 夜
涙 涙
流れる涙
夢に流す涙は綺麗
透き通って 繊細で
ゆっくり頬を伝って落ちる
鮮やかな明日を装うの
悲劇に流す涙は汚い
濁って 澱んで 浅ましい
次々溢れて止まないの...涙の痕は僕を嘲笑う
霧雨 夜
夜空見上げて星を眺める
紺青の如き空は美しく微笑んだ
妖しく輝く漆黒の海は寄せては引いて
僕らを引き込もうとするんだ
白波が僕らを詰問して
瞬く星が僕らを裏切って
消え入りそうな灯りを遠くに見て
寒がりな君は凍えそうになりながら
涙流して叫んでいたね...黒い海と青い夜空の狭間に
霧雨 夜
僕を包む針の雨
全身に突き立つばかりで止もうとしない
逃げても逃げてもついてくる
この身消えるまで逃げられない
赤い赤い血と共に
徐々に砕けていく臆病な僕
逃げ続けているだけの僕
処置も届かず流れ続ける赤い液
さぁ、終わらないルーレットの上を走り続けるんだ...臆病者の日
霧雨 夜
壊れてしまえばいいと思った
僕も 君すらも
全て壊れてしまえばいいと
願ってみました
冷えた空気の中 寒空の下
消えてしまえば楽になるのだろうか
無駄な思考が僕の脳を駆け巡る
消えてしまえば 消えてしまうか
浮いては沈む魚のように...壊れた目線
霧雨 夜
綺麗だった僕の空
澄み渡って響き合って
美しかった何もかも
幾年の時を経て
曇ってしまった僕の空
暗く重く垂れ込んで
雨を降らせて泣いている
いつからだろう
眼を開いて見上げることが無くなったのは...曇り空
霧雨 夜
澱んだ世界が貴方の瞼を覆ってゆく
僕は何も出来ずに
ただ見ている事しか出来ませんでした
貴方は冷たく言いましたね
「さようなら」
あの日の貴方が
未だに僕の瞼に残って囁き続ける
「何故?」
辛くて哀しくて寂しくて...春闇-ハルヤミ-
霧雨 夜
枯れぬ声震わせて
あなたは誰を呼ぶのだろう
その中に私はいますか?
その中に あなたの大切な人はいますか?
何もかもを失って
頼ることなく進む獣道
輝く白が眩しくて眼を覆いました
艶やかな黒は私を惑わせ
私自身を操って...声色の刹那
霧雨 夜
尽きるものなら尽きてしまえ
こんな命など棄てるも心残り無い
堅苦しい社会に身悶えしながら生きるのならば
僕はその柵を壊して明日を掻き消そう
不必要なのはなんだろう?
昨日 今日 明日 明後日
いらないものはさぁどれだ
希望 夢 願望 欲望
消すべきものはさてどれだ...無意味
霧雨 夜
優しい嘘で塗り固め
変わらぬ日々に憎悪を抱く
悪戯に微笑む君のように
全てが運命の元に回っているの?
枯れ木に水を 哀しみに接吻を
奉げた言葉すら嘘になる
答えを失くした僕を見て
嘲笑う彼等は唯の愚者
抑えた感情 殺した声...黒い森
霧雨 夜
紅い瞳が輝いた
蒼い瞳で訴えた
黒く染まった心で嘆いてみた
空だけが叫び返した
白かった心を潰したいと願った
全部全部わからなくなって
全部全部要らなくなって
全部全部消したくなった
黒い涙が頬を伝って...絶望
霧雨 夜
揺れる心に高まる気持ち
抱く感情夢に視て
隠し踏み出し偽って
君の心は何思う?
君を放せば軽くなるのだろうか
僕が孤立すれば軽くなるのだろうか
揺れる感情と動く心
突き動かすは無駄な想い
どうすればどうしたら...楽観主義者
霧雨 夜
仰いで堕ちて這上がる
吐気を催す"友達ゴッコ"
ドラマのようにはいかないものさ
ありきたりな思想を抱き
ありきたりな答えを見出す
変わらぬ思想と変わらぬ答え
それを繰り返すばかりのあなた
変われぬあなたはただの餓鬼
考えるだけ無駄ってやつさ...自意識過剰
霧雨 夜
言葉と言葉を繋いで
一声叫んでみる
言葉と言葉とを繕って
心の底にしまってみる
消したくても消せなくて
踏み出したいけど踏み出せなくて
輝いてるのかくすんでいるのか
それすらわからない
創ることに恐れをなして...未来
霧雨 夜
涙失くして押し殺せ
見えてたモノは消えたんだ
暗い路地裏 小さくなって
這いずり回って全てを失え
Throw Away!
全てを裏切り独りで生きろ
Throw Away!
理解者なんて必要無い
世界に孤独 消し潰せ...消失
霧雨 夜
鱗雲 突き抜けて
茜色 染め上げる
空に想い馳せてみて
僕らの世界に触れる
汚れた世界は色を失い
荒れた人々は闇を得る
軽い足取りでさまよう猫は
広い空を瞳に映して歩き去る
羊雲 ふわふわり...空へ
霧雨 夜
貼りつけた はりつけた
苦くるしい顔の下
薄い笑顔 振りまいている
テクスチャーの 雲 空 流れはしない雲
美しすぎて ニセモノさ
脆く崩れる、二重構造 重ねつけてく
輝いた、輝いた
満天の星の下
低い天井 見上げてみる
プラネタリウム 星 宙 瞬きはしない光...テクスチャー
Mパン
ナイトメアの中
さ迷い歩く
あの日見えた
昔の自分
笑うことも
もうできないけど
永遠の階段
降り続けるだけ
例え先に
つけたとしても...nightmare
もえくま
モノクロの世界で 私は独り震え
息苦しい世界で 私はひざを抱える
ナニもない ナニも感じない
この世界にはナニもない
香りのない世界で 私はナニかを探して
音の無い世界で 私は独り立ち尽くす
満ち溢れるこの世界 でも
私はナニも掴めないまま...Einer
リカオン・ライアン
毎日毎日画面ばっか見てんじゃねえヨ
パソコンケータイテレビ取り上げてやんヨ
おまえら言い加減自分見て見ろ
だらしない顔格好してる
外にでれば 新しいことが
おまえを迎える
そんなの当たり前
朝起きて見る日の光
夜眠る前の星と
どっちがキレイかなんてどうでもいいんダロ...ひきこもりロック
旭谷ヒカル
ひとは心の 奥底に
黒き炎を 秘めている
それは小さな ちいさな火
とても幽(かす)かで 儚(はかな)き火
ひとはひとを 想うゆえ
心の炎 狂わせる
ふいに炎は 燃え上がり
気づいたときは もう消せぬ
炎が心 灼(や)き尽くす
炎が身体 灼き尽くす...黒キ炎
Athlon(あすろん)
つまり用済みですから捨てられたのです
風に風に ふきとばされて
私はどこへゆくのかしら
つまり役に立たぬから捨てられたのです
どうかどうか もう踏まないで
潰されるのは嫌なのです
カラカラコロコロカラカラカラカラ
カラカラカラコロカラカラカラコロ
コロコロコロカラコロコロコロコロ
コロンコロンコロン...空き缶
夢夢(くらくら)
目が覚めた あなたに託す
緑の葉 蹴散らされた
風を切る音 誰も振り返らない
夜に泣いた 一人で泣いた
夢の中の蝶 美しいその羽で
世界を変えておくれよ
夢の中の蝶 零れ落ちるその鱗粉で
僕を殺しておくれよ
一点をみる 橋の上の少女
その目から頬を伝う 紅いひとすじのしずく...キボウ
@nosa
空転する日々 脈々と事はなされる
踏みしだいた足跡は 明日の風に消される
振り払いながらも 気が付けばまた握り締めてる
飲み込まれるのが恐いから 日々繰り返してる
嗚呼 空と地の平行線 僕の行く先を 砂がさらう
嗚呼 溶けて温(ぬる)くなった感情達が また砂に埋もれた
すれ違う人 また目が合った ...砂
@nosa
行くあてのない花束が
月の窓辺に吊るされて
朝を待つ
茎の水気の
床をしみじみ濡らすとも
歌声は天に届かず
香気は土に還らずpotpourri(ポプリ)
mikage_katagai
月の光浴びて
想い青に染める
想いの光輝きも
あなたの行方を映さない
声が聞こえるキカイから
そっと寂しいと文(ふみ)打つ
星の光集め
祈り瞬かせる
祈りの光照らしても
あなたの姿に届かない...ジムノペディ第1番
petnoka
五十八歳のレズビアン
昨日の明け方UFOを見た
五十八歳のレズビアン
テレビで見たのと同じだった
誰かに知らせたくって
昔なじみに電話したら
「ああそういうの見る人なんですか(笑)」って
なんで私カテゴライズされてるの
変わってる人って言われるの、好きじゃない
…でも、しかたないかもね、だってわたし...五十八歳のレズビアン
bluekuma
全て消えてしまえばいいのに
何も亡くなってしまえばいいのに
果てしなく続く 苦しみの海を越えて
たどり着いた場所 広がるは砂ばかり
吹きすさぶ風は 乾いた頬を嬲り
巻き上げられた砂塵は 姿を消し去る
このまま朽ちてしまえばいい
このまま枯れてしまえばいい
足跡だけが延々と
どこまでも続いてく...裁きの華
雪恋-seren-
貴方はいつも強かった
愚痴をこぼすことはあっても 弱音はあまり吐かなかった
いつしか私は貴方の弱弱しく苦しむ様を見たいと思うようになった
これも演技と言い聞かせながら 私は貴方を苛め抜いたの
「ごめんね 私 好きな人ができた」
あなたは“そっか”と笑っていたね 私の大好きな笑顔をして
その内は泣いて...大好きな貴方
あらやま
鍵を忘れたよ 一年ぶりに行った 友達の家に
玄関の前で ポッケを探ったら 手ごたえが無い
こいつは大失敗 電話で確認だ
やっぱり忘れてた 友達が言う
テーブルの上に お前の家の鍵 なんで忘れたの?(あ~あ)
友達の家は おいらの家から 片道2時間半
電車に揺られて 往復5時間かかるのさ
取りに行かな...【OTZ】鍵忘れた【OTZ】
yamapon
道化師になろう
誰にも言えない心を閉じ込めておくために
――さあ もう時間がない
三文芝居の舞台の幕が開いてしまう
道化師を演じる準備はできてるかい?
流してはいけない涙は
先に目許に可愛らしく描いておこう
くちびるはほほえみのかたちになるように
真っ赤なルージュをひいておこう
瞳は笑顔で隠さなくっ...道化師
柏崎夢乃
(Welcome to this wonderful Time!!)
(このステキな時代へようこそ!!)
HEY! ラライラライライ ライララライライ
ラライラライ 世界の破滅!
ある日 世界に不思議な光が注ぎ
人は皆 人の形を失ったのさ
ある者は岩のように硬い肉体を持ち
ある者は水のように形なきも...滅亡の歌
nefty